目標・目的を実現する目的、目標、計画の決め方

公開日:2014/03/11

更新日:2019/04/08


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

年末年始をちょっと思い出してくださいね。
2、3ヶ月前の話です。

年末年始に向かって、
来年の目標設定、
計画を立てることに関する、
たくさんのメルマガが送られてきましたよね。

目標設定が大事だ!
から始まって、
目標設定の手順やポイントなどが、
記されていました。

もう3月も中旬にはいりました。
年度末を目前にして、
来年度の事業の計画を立てる、
事業の目標を設定する、
ことをおこなった会社もあることでしょう。

今、この時期でも、
目標の設定、計画をたてる、
あるいは、計画を見直す、
ということが重要ですよね。

年末年始に、
送られてきたたくさんのメルマガを読みながら、
なんか変だなぁ、足りないなぁ、
と思っていました。

これらの内容が不要、
なんて言っているのではありませんよ。

これらの内容は、とても重要です。

単純に、伝え足りないことがある、
と思ったのですね。

経営目標や事業目標の設定、
経営計画、事業計画を立てる際に、
同じように伝え足りないが故に、

あなたが作った目標が達成されず、
計画が形だけになっていたとしたら、、、

なんと、もったいのないことでしょう。

 

何を言っているんですか!

多くの方が指摘し、
メルマガにも書かれているように、
目標を設定することは重要です。

実際に、
世の中の方法、やり方で、
目標設定をしてきた経験がおありでしょう。

でも、、、

目標は達成されないのですね。
計画はおこなわれないのですよね。

だから、、、

メルマガに書かれていること、
多くの方が語ることは重要!

だけれども、
伝え足りていない!と考えるわけです。

では、、、

何が足りないのでしょうか?
何を伝えていないのでしょうか?

それは、、、

『計画を立てる、作る』

と思っているから、
上手くいかないのですね。

同じように、
『目標は立てるもの、作るもの』、
と思っているからです。

「えっ、計画は立てるもの、作るものでしょう!
目標も立てるもの、作るものじゃないですか!
降旗先生、何を言っているんですか!」
と突っ込みを入れている、
経営者の方がいらっしゃるかも。(笑)

本当に、計画は作るものでしょうか?
目標は立てるものでしょうか?

私は少し異なると考えています。

計画は、
『実行することを決める』
ことです。

同じように目標は、
『いつどうなっているかということを決める』
ことです。

計画、目標は立てる、作るのではなく、

『明確に決めること』

です。

立てる、作るものだと思っているから、
時間、労力をかけて検討をすることなく、
脳みそに汗をかくこともなく、

なんとなく、よくある内容を作って、
満足しているのです。

立てるものではなく、
『決めるもの』
となると、
計画、目標の中身は、
今までの中身と変わってきますよ。

 

要望。願望。希望。期待。

計画を立てる。目標を立てる。

この時、いままでは、
こうなっているといいなぁ、
という中身を書いていませんか?

目標として、”◯◯を実現する”
と断言しているように書いていても、
心の中では、
”そうなればいいなぁ”ではありませんでしたか?

要望。願望。希望。期待。

これを計画、目標としている場合が、
少なくありません。

個人の目標だからだけではなく、
経営目標、事業目標であっても、

要望、願望、希望、期待、
を文言にしている場合が、
少なくありません。

経営、事業の場合、

  •  今年の売上は◯◯億円(になってほしいなぁ)。
  •  今年はお客様を増やそう(という願望)
  •  今年は新製品を○個だすぞ(という要望)

が並んでいます。

個人の目標や計画では、

  •  今年はこんな風になるといいなぁ。
  •  今年末にはこうなっているといいなぁ。
  •  今年こそ、三日坊主にならないようにしよう。

と、要望、願望、希望、期待の傾向が、
さらに強くなるだけの話です。

もし、ここに書かれている内容を、
それぞれ『決めた』としたら、
どうなるでしょうか?

 

詳しくなる!

経営、事業の場合。

  •  売上額はこれ!
  •  お客様を○人に増やす!
  •  新製品を○個だす!

と決めると、次のようなことを、
ハッキリさせる必要があります。

どの様な売上構成で、
いつ、どうやって売上を獲得するのか?

既存の売上はどのくらいで、
新規に必要な売上はいくらなのか?

どうやってお客様を増やすのか?
○人にするには、
どのくらいの期間が必要なのか?

どの領域で、どのような商品を、
(独自開発、OEMなど)どうやって生み出すのか?

 

個人の目標の場合。

今年末はこうなっている。

三日坊主にならない。

「こうなっている」の中身が詳しく、
ハッキリしていないと、
なるぞ!と決められませんよね。

何を三日坊主にならないのか、
ということをはっきりさせないと、
決めることができませんよね。

要望、願望、希望、期待を並べるのではなく、
「決める」ことは難しいです。

ボンヤリしている部分を、
できるだけ少なくする必要があります。
本当ならば、なくさなければなりません。

そうなると、
調べること、考えること、
シミュレーションすることなど、
実はやることがたくさん出てきます。

計画を作るときだけでなく、
実行する時にも、
おこなうことがたくさん出てきますよね。

逆算で考える

中身を詳しくすることは、
実施する施策を明らかにすること
に通じます。

目標を実現する施策が伴わないと、
決めた目標に向かった、
行動ができないからですね。

ということは、、、
目標を達成したい時期から逆算して、

いつまでに

どの施策を

どのように行うのか

ということを、
明らかにすることが必要なのですね。

もうお気づきだと思いますが、
これが「計画」の中身になります。

直ぐにでも取りかかる内容が設定され、
あすから目標達成のために何をするのか?がわかる、
具体的で詳細な計画になりますよね。

このような「計画」内容ならば、
あとは実行すれば結果がでるし、
目標達成に近づくと思いませんか?

目標を達成するためには、

  • 目標が具体的になっていて、
  • 目標を実現するための行動内容(施策)がはっきりしていて、
  • 目標達成の期日から逆算して、
  • 行動内容が設定されている

計画になっていることなのです。

今、あなたが抱えている目標、目的がありますよね。

目標、目的そのものを、
詳しい内容にしましょう。

そして、達成するぞ!実現するぞ!
と決めましょう。

ということは、
達成するぞ!実現するぞ!と思えることを、
目標、目的にする、ということですね。

いつ、その目標、目的を実現するのか、
日時を決めましょう。

そのとき、
目標、目的を達成している
詳しい状態、状況を考えましょう。

この状態、状況を、実現すると決めましょう!

その状況を実現するために、
いつまでにどのような状態になるのか?
その状態を実現するために、
何をいつどのようにするのか?

現在に近づく形で、
やることを明らかにします。

それを整理することで、
実行計画にすることができます。
実行計画を実行することができますよ。

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