こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
「短い言葉ほど伝わりやすい。
長い話は伝わらない。」
この内容とやり方を、
コミュニケーションのセミナーで、
習ってきた経営者さん。
実際にパートさんに使ってみたところ、、、
コミュニケーションが良くなるどころか、
なんと、パートさんから避けられる羽目に。
社員・パートさんとの関係を戻して、
良くする方法と伝える方法の2つを、
某経営者とお話ししました。
では、順を追って、、、
(以下、経営者の方を”経”と略します。)
降旗:パートさん、
社員から避けられる状況を戻すところ、
良くすることから始めましょう。
経:「避けられる状況は、
他のパートさんや社員にも、
あまり良い影響は、
与えないでしょうから。
是非、お願いします。」
降旗:えぇ。ただし、、、
そんなに簡単ではないですよ。
経:「えっ、
そんなに大変なのですか?
まぁ、身から出たサビですから。」
降旗:やることは簡単ですよ。
相手のパートさんの対応によって、
簡単に済むかどうか?
ということです。
経:「えぇ、もうこの際、
なんでもやります。」
降旗:では、、、
最初のステップは、
パートさんと話すことです。
経:「えっ!
向こうが避けているのにですか?」
降旗:マネジャーから、
パートさんに声をかけてもらって、
マネジャーも一緒に3人でも良いですよ。
まず、話す状況を作りだしてください。
経:「えぇ、わ、わかりました。
マネジャーに頼みます。」
降旗:そうやって、
まず話す”場”を作ることです。
経:「はぁ。
で、何を話せば良いのでしょうか?」
降旗:『先日、あなたの話を聴かずに、
”ダメ”ときつく言って申し訳なかった』
と最初に言ってください。
経:「えっ、謝るんですか?」
降旗:そうですよ。事実ですよね。
あまり話も聴かず、
ダメときつく言ったことは。
経:「それはそうですね。」
降旗:で、パートさんが、
あなたを避けるようになったのは、
あなたのやった事が、
原因だと判ったわけですよね。
経:「えっ、えぇ(不服)。
だからといって謝罪するなんて、、、」
降旗:謝罪というより、
『ちょっと配慮が足りなかった。
申し訳ない』って単に謝るだけですよ。
経:「謝るだけといっても、、、」
降旗:パートさんとの状況を、
改善したいのですよね。
経:「、、、はぁ、そうでした。
パートさんに謝りますよ。」
降旗:まぁ、そうふてくされずに。
先日の対応の仕方を、
謝るだけですからね。」
降旗:で、その後に、
『良くあなたの話を聴きたい』
と言います。
経:「それで、、、」
降旗:なぜパートさんは、
あのジャンパーを着ていたのか?
あなたはひたすら、
その理由を明らかにするように、
聴いてください。
経:「ひたすら聴くんですか?」
降旗:質問はしても良いですよ。
だたし、批判はしないこと。
ひたすら聴いてください。
経:「で、聴き続けてどうするんですか?
だいたい、それで、
何がどうなるんですか?」
降旗:パートさんが、
なぜそのジャンパーを着ていたのか、
その理由・原因がわかりますよね。
経:「えぇ、多分判りますね。
それで?」
降旗:パートさんが、
ダメと知っていてやったのか?
それとも、マネジャーなどの指示で、
やっていたのか。
ハッキリすると思いますよ。
経:「私が判っていなかったと?」
降旗:聴いてみないと判りませんが。
但し、可能性は有りますよね。
パートさんが、
勝手にジャンパーを着る可能性は、
低いのでは?
経:「私の勘違いかも知れないと?」
降旗:その可能性は、
否定できないかも知れませんね。
経:「そうかぁ。で、その後は、、、」
降旗:あなたの勘違いなら、
その点はお詫びすることになりますね。
経:「そっ、それは、そうですね。
それならお詫びですね。」
降旗:そうでないなら、
あなたが”ダメ”と考えている理由を、
詳しくわかりやすく、
穏やかに説明した方が良いですね。
経:「”ダメ”な理由を説明するわけですね。」
降旗:但し、穏やかに説明してください。
本来は、パートさんに最初から、
なぜジャンパーを着ているのかを、
尋ねれば良かったんですけれどね。
経:「そうですよね。
その部分の配慮が足りなかったですね。」
降旗:まぁ、そういう事です。
で、あなたから、
”ダメ”な理由を説明し、
パートさんにも、
わかってもらうわけです。
経:「あぁ、なんか判ってきました。」
降旗:まず、パートさんと話す「場」を作ること。
次に”ダメ”ときつく言ったことを謝罪すること。
それによって関係を、
元に戻す作業が始まりますから。
経:「そこがスタートですね。」
降旗:そうですね。
スタートです。
ここを経ないと、避けられている関係を、
元には戻せませんからね。