あなたが仕事で焦点を当てること

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

五月五日

端午の節句ですね。

鯉のぼりはショッピングモールや、
商店街で踊る姿ばかりですね。

家の庭や住宅街で、
鯉のぼりを見ることが、
本当に少なくなりましたね。

 

子供の頃は、
大きな鯉のぼりが、
青空を背景に泳ぐ姿をよく見ましたけれど。

さて、、、

コミュニケーションのセミナーで、
仕入れたこの方法を実践した経営者さん。

コミュニケーションが良くなるはずが、
パートさんから避けられることに。

関係を改善する方法を、
いろいろお伝えしました。

実践すると、あっという間に関係改善。

しかし、経営者の方には、
まだ、疑問が、、、

(以下、経営者の方を”経”と略します。)

経:「私が謝ることで、
なぜ状況が変わるんでしょうか?」

降旗:そのことですね。
では、その点をお話ししますね。
きっと他にも役に立つと思いますよ。

経:「他にも役に立つんですか?
早く教えてください!」

 

素通りです。

降旗:まず、あなたから、
話す”場”を設けたことが大きく影響しています。

経:「でも、最初は、
変な雰囲気でしたよ。」

降旗:それは仕方がないですよ。
パートの方からすれば、
訳も判らず叱られて、
あなたの事を避けたいと、
思っているわけですから。

経:「えぇ、それはわかります。
でも、直ぐに雰囲気が、
変わってしまったところが、
不思議なんです。」

降旗:それは、
理由も聞かず叱ったことを、
パートの方に謝ったこと。
さらにパートの方の意見を、
あなたが聴く姿勢を示したからです。

経:「最初は変な雰囲気でしたが、
私が謝り、話を聞き始めてから、
感じが変わりましたから。」

降旗:そうでしょう。(笑顔)

経:「でも、それだけで、
なぜ変わるんでしょう?」

降旗:あなたも、
最初は謝ることを、
言い出しにくかったのですよね。

経:「えぇ。」

降旗:そこですよ。そこ。

経「えっ???」

降旗:言い出しにくかったわけですよね。
それ程、あなたからアプローチして、
謝ることや話を聴く場を設けることが、
実際の会社では少ないからです。

経:「確かに、、、
少ないですね。」

降旗:ほとんどの場合、
少ないと言うより”ない”でしょう?

経:「まぁ、そういわれると、
そうですね。」

降旗:こちらから場を設けて、
必要ならば謝る!
そんなことは経営者、上司は、
しないと思われているんですよ。

 

あなたには魅力が???

降旗:多くの場合、経営者、役職者は偉い、
自分の方が社員やパートさんより、
地位が高いと思っているのでしょうね。

経:「地位が高い、、、ですか。」

降旗:そうですよ。
地位が高いものが、
自分より地位の下の人に謝るなんて、
避けられることが多いでしょう?

経:「えぇ、そう言われると、、、
そうですねぇ。」

降旗:関係ができあがっていない状況で、
一方的に叱られてそれっきりだったら、
社員はどんな風に思いますかね~?

経:「”嫌な上司”と、
思うでしょうね。
あぁ、、、
私が”嫌な上司”だったんですね。(苦笑)」

降旗:そういう事です。
では、そんな状況で、
話す場を上司から作ったとしたら、
社員はどんな風に思うでしょう?

経:「なんか面倒くさいなぁ、
また叱られるのかなぁ、でしょうね。」

降旗:そうですよね。
そう思っていたら、
経営者から謝られて、
話を詳しく聴きたいと言われたら?

経:「ちょっとその上司を見直すかも。
で、話を聴いてもらうおうとするでしょうね。」

降旗:そうでしょうね。
パートの方の気持ちも、
今のあなたとほぼ同じように、
変わったとは思いませんか?

経:「そういうことですね。」

降旗:上とか下とか、
偉いとか偉くないとかではなく、
単に、経営者や役職という、
役割を担っているだけです

経:「役割ですか、、、」

降旗:役割を担っていると考えれば、
必要なら謝り、話を聴くことが、
当たり前になりますよね。

経:「そうですね。」

降旗:目標を達成するために、
その役割を担っているだけ。
目標を達成したら、
他のケースでは、
自分が部下になることもあるわけ。

経:「なるほど。」

降旗:そうなるとしたら、
どんな人と仕事をしたいでしょうか?

経:「どんな人、、、ですか???」

降旗:俺は部長で偉いんだぞーっ!
という人でしょうか?

経:「いやぁ、それは無いですね。」

降旗:話を聴き、
謝ることも厭わない人はどうですか?

経:「そういう人がいいですね。」

降旗:それって経営者とか、
部長とかを越えていますよね。
権限とかポジションより、
目標・目的に、
焦点を当てているからですよね。

経:「あ”ーっ、そこですか!」

 

最後に辿り着くところは、

どこに軸足を持ち、
焦点を当てている人か?

という点です。

地位や権限に焦点を当てて、
発言や対応をしている人か?

それとも、

目標・目的達成に、
焦点を当てている人か?

さぁ、あなたはどっちに、
なりたいでしょうか?

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