昨晩、テレビ東京　『ありえへん世界』スペシャルを
なんとはなしに観ていました。

昨日のスペシャルでは、
世界一幸せな国と言われるブータンが
取り上げられていました。

その中で、
『ダショー（ブータンで最高に優れた人）ニシオカ』
について語られていました。

ブータンの農業を変え、
農業の生産を向上させ、
『ブータン農業の父』ともいわれる方です。

詳しくは、
『西岡京治』でググってみると、
さらに詳しく、
大変だった活動の内容がわかりますよ。

参照：西岡京治（国際留学生協会）

すごい日本人がいたものです。
この方がブータンで活動したことで、
ブータンは、大の親日国だそうです。

西岡さんが１９９２年、
５９歳で急逝したときには、
国葬がおこなわれ、
５０００人からの人が参列したそうです。

ほとんどのブータン人が、
日本を好きだそうですよ。

東日本大震災の時には、
ブータン国王が、
最初に日本に訪れた国賓だったそうです。

これも、西岡さんによって、
ブータンが親日だったからと言われています。

すごいことですよね。

番組の中で、
西岡さんの活動に関し、
生前のインタビュー映像が流されました。

そこで、西岡さんは、
次の様なことを話されていました。

『農業技術の移転は、
農民に技術を教え、
できるようにすることではない。
人の心を変えることだ』と。

人の心が変わることで、
ブータンで最も貧困と言われた、
焼き畑農業の地、
シェムガン県の開発は、
成果を産み出しました。

西岡さんと農民が協力して、
橋をかけ、荒れ地を開墾し、水路を造り、
稲作を根付かせたのですね。

ブータンの人達は、
西岡さんが進めた農業を、
今も実践し続けているのですね。

経営、ビジネスでも、
同じ様なことが当てはまると、
あなたも感じたことがありませんか？

方法やテクニック、技術。

これをどんなに社員に教え、経営者に教えても、
続けることができません。

コンサルタントが支援して、
方法やテクニックを熱心に教えても、
コンサルタントがいなくなると、
続けられなくなります。

技術や方法、ノウハウを教えても、
単なる技術の実施だからです。
心が変わらないからです。

やる必要がある、
やり続ける必要があると、
自ら考えるように、
人の心が変わることが必要だからです。

しかし、、、

ほとんどの場合、
技術、テクニック、ノウハウを、
教えるだけです。

経営者の心、
社員の心を変えるように、
取組むことはありません。

仕組みにするとよい、
仕組みづくりをしましょう、
などという言葉で誤摩化しているだけです。

本当に、成果を、
長く出そうとするならば、、、

経営者の心、
社員の心、
その心によって導かれる考え方。

これを変えることです。

心と考え方が変わることで、
行動がかわりますよね。

それが、やり続けること、
につながりますよ。

経営者が社員に行動させるなら、
彼らの心に働きかけましょう。
社員の心が変わるように働きかけましょう。

経営者のあなたを支援する人は、
あなたの心に働きかける人ですよ。