事業と経営者と社員の関係とは?

公開日:2014/05/30

更新日:2019/04/09


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

暑くなってきましたね。
もう6月ですものね。

しばらくすると、、、
あぁ、梅雨ですね。

さて、、、

孫悟空のお話。

ご存知ですよね。

岩屋に閉じ込められていた、
乱暴者のサルの孫悟空。

岩屋から飛び出すことができて、
力量を見せびらかすのですが、
結局は、お釈迦様の手の上を、
飛び回っているだけ。

頭に金の輪っかをはめられ、
悪さをするとお釈迦様がそれを締め上げる。

孫悟空は悪さをせずに、
力を良いことに発揮します。

で、、、

玄奘三蔵が天竺に行って、
ありがたい経典を手に入れる、
その道中の安全を、
孫悟空はお守りすることに。

お釈迦様のお考えですね。

三蔵法師を、
とって食らおうと考えて、
道中現れる魔物を、
仲間になった猪八戒、沙悟浄と退治。

無事天竺に到達。

改めて私がお伝えしなくても、
概略はご存知だと思います。

では、では、、、

もし、社員との経営者のあなたの関係性が、
孫悟空のお話のようだったら、
あなたはどんな気持ちになりますか?

って、いきなりすぎでしょうかね?

孫悟空がどうして社長と社員の関係になるの?
どういうこと?
ってことになりますでしょうか?

失礼しました。
こんな風に考えてくださいね。

孫悟空、猪八戒、沙悟浄は、
あなたの会社の社員です。

能力はあるのですが、
怠け心や悪い心も持っています。

力量はあるのですが、
スーパー社員とは限りません。

できないこともいろいろあります。

しかし、
なんとか玄奘三蔵を、
天竺に無事お連れしたい、
とは思っています。

玄奘三蔵は、
あなたが展開している事業そのもの。

お釈迦様の位置が、
経営者、社長さんであるあなた。

天竺は、あなたの事業が目指す、
将来の姿であり、
手に入れたい業績や目標、目的です。

いかがですか?

お釈迦様のあなたは、
こっちに向かうのだよ、
と社員である『孫悟空』に示します。

『孫悟空』が進む方向がそれないように、
時には輪っかを締めあげますが、
日頃は、社員の『孫悟空』が、
やりたいようにさせています。

孫悟空、猪八戒、沙悟浄は、
日頃は自分たちで考えて、
事業という『三蔵法師』が前進し、
あなたが目指す天竺というゴールに近づくように、
身をなげうって働きます。

お釈迦様のあなたは、
事業である『玄奘三蔵』が、
ゴールである『天竺』に近づく姿を見て、
どんな気持ちでしょうか?

『孫悟空』、猪八戒、沙悟浄が、
あなたの事業である『三蔵法師』を進めるために、
自分たちで考えて取り組む姿を見て、
あなたはどのような気持ちに、
なるでしょうか?

お釈迦様のあなたは、
今、まさに進んでいる、
玄奘三蔵一行のことは、
『孫悟空』たちにお任せです。

時々、気にかけ、見守るだけ。
最後の最後に手を下すだけですね。

あなたは『天竺』という詳細のゴールのこと、
『天竺』に至る工程のこと、
『天竺』に着いてからのことを、
考えることができます。

手をうつ準備をすることができますね。

日頃の仕事のことは、
『孫悟空』たちに任せておくことが、
できるようになります。

この対極にあるのが、
操り人形の劇演出です。

手足に糸のついた操り人形が、
あなたの会社の社員。
自分で動くことはできません。

経営者のあなたは、
糸を操作する人。

と、同時に、
人形劇の脚本・演出をする監督。

常にあなたが、
人形の糸を操作しないと、
人形は動きません。

指示待ち社員ですね。
動かないので、劇になりませんね。

ということは、
常に経営者のあなたが、
操り人形の社員の動きに、
注意をはらわなければなりませんね。

人形劇が上手く演じられるか、
人形たちの一挙手一投足に、
注意を払い続けなければなりません。

次の上演場所の手配もできません。

公演の拡大を図ることもできません。

次の劇のアイデアを練ることも、
脚本を書くこともできません。

このような状態だとしたら、
経営者のあなたは、
どのような気持ちになりますか?

あなたは、
あなたの事業・ビジネスが、
孫悟空のお話になるのと、
操り人形のお話になるのと、
どちらを望むでしょうか?

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