仕事に不安を抱く社員たち

公開日:2013/09/08

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

本日は、大宮でお客様の支援活動。
向かう前に、氷川神社の前を通りました。

鳥居を背にした、参道の景色です。

大宮氷川神社参道

ちょっと素敵ですよね。

木が茂っていて、
鳥居が木に埋もれているので、
写真はとりませんでした。(笑)

本当は、時間があれば、
お参りをするところなのですがね。

さて、、、

「コードギアス 亡国のアキト」
の第一話(らしいです)をたまたま観ていました。

見ながらふと思いましたよ。
社員が抱く不安と同じじゃないか!とね。

そもそも、「コードギアスってなんだぁ?」
という方は、本文を読み終えた後に、
追伸を参考にしてくださいね。

見ている私も、
ストーリーも条件設定も、
良くはわかっていません。(笑)

他の事をやりながら、
チラチラと見ていたものですから。

その中で、若いイレブン
(物語の設定では、イレブン=旧日本人らしい)3人が、
共和国軍(パリを中心にするEUを彷彿とさせるような設定)の、
将軍を拉致するテロをおこなう場面があります。

共和国軍に所属するイレブンに
阻止されるのですが、
なぜ、将軍を拉致しようとしたのか、
その理由を問われ、答えるシーンがあります。

俺たちの居場所が欲しかった」と。

「民族だとか、国家再興とかはどうでもいい。
俺たちの居場所がほしかったから、
将軍の拉致を企てた」と。

イレブンにとっては、
今の世界に居場所がないことが、
これから先を考えたときに不安だったのですね。

”まるでかつての私達のようじゃぁないか!”
この言葉を聞いた時に、そう思ったわけです。

どの時代の事かは、
想像にお任せしますけどね。(笑)
(詳細は、追伸2をご覧くださいね。)

社員も同じように、
仕事をしながらある不安を抱えている、
イレブンと同じ様な感情を持っている、
という事を経営者のあなたはご存知でしょうか?

多くの社員が仕事をしながら、
この会社に、自分の居場所があるのだろうか?
と不安を感じています。

多くの場合、
「居場所は、、、ないなぁ」
と仕事をしていても、不安を感じているものです。

机がある、仕事がある、
といった物理的に居場所がある、
というレベルの話ではありません。(笑)

自分がおこなっている仕事が認められ、
仕事自体を評価され、
自分自身を必要とされている。
自分の代わりはいない、
と経営者から思われている。

という確信を社員が持ち、
不安がないという事です。

経営者のあなたがそう思っている、
ということは前提に過ぎません。

この仕事はとても重要で、
それに関わる社員は必須の存在で、
この成果を得るには彼の代わりはいない。

経営者のあなたがこのように思い、
それを社員に伝えている、という事です。

それによって、
社員の仕事への不安を、
取り除いていることです。

ここで重要なことは、、、

経営が認める重要な仕事に携わっていて、
それに関わる”私”は必須の存在で、
彼の代わりは、そうそういない、
と経営が評価してる。

ということを、
社員がわかっている、
知っている、
感じ取っている。

それにより、
社員に不安がない、
ということです。

経営者が必要だと考えていることがわかるから、
感じられるから、
社員は不安を感じることなく、
一所懸命仕事に励みます。

あなたの会社で、
成果を出し続けます。

仕事への不安がなくなり、
仕事に集中することができます。
知恵を絞って工夫します。

これがわからないから、
仕事をしながら不安を感じます。

仕事に集中することに不安を感じます。

このまま、ここで仕事を続けることに、
不安を感じます。

そして、
不安を拭い去れないまま、
社員はあなたの会社を去ります。

仕事ができる社員ほど、
この不安を強烈に、
素早く感じ取ります。

そして、あなたの会社から去り、
他に自分の居場所を見つけ、
不安を取り払おうとします。

社員の仕事の内容を把握して、
その仕事の重要性を明確に伝えれば、
社員は自分の居場所を
感じる事ができるわけです。

仕事を続けることに、
不安を感じることは、
とても少なくなります。

その仕事に携わる彼を評価すれば、
社員は自分の居場所を知ることになります。

彼が代わりのいない、
必須の存在である事を伝えると、
社員は不安を感じることが、
とても少なくなります。

社員は自分の居場所で、
より成果を出そうと考えます。

仕事への不安を感じる事なく、
仕事に取り組む事ができる様になります。

あなたの会社の社員は、
自分が他に代わり様のない、
この会社に必須の存在だ、
とわかっているでしょうか?

仕事の不安を抱えることなく、
工夫して、一所懸命に、
仕事に取り組むことができる、
仕事の環境でしょうか?

いかがですか?

では、実際にどうやると、
社員の仕事への不安を、
取り除けるのでしょうか?

自分の居場所があることを、
社員は知ることができるのでしょうか?

次からの手順をやってみてくださいね。

【手順1】
仕事・業務を、
詳しく洗い出しましょう。

組織分掌規定、職務分掌規定があれば、
参考にすると良いですよ。

【手順2】
経営・事業運営において、
それらの業務が、
どの様に影響しているか、整理しましょう。

「たいして影響しない業務が、
あるんじゃぁないのか?」
と心配された経営者の方がいらっしゃいました。

影響度合いが小さいなら、
いっそ止めてしまってはどうでしょうか?

あるいは、
外部に委託してはどうでしょうか?

いずれにせよ、
自社の社員が、
業務としておこなことが適切かどうか
考えてみましょう。

外部に出すとコスト高になると、
危惧された方がいました。

コスト高でも、
自社の貴重な人的資源を割く事が、
本当に必要なのでしょうか?

コストに対して、
人的資源がもたらす成果が見合っているのか?
よく考えてみましょう。

【手順3】
手順2の業務に携わる社員を洗い出しますよ。

【手順4】
各社員が、どの様に仕事をして、
どのような成果をだしているのか?

上司から良く聴きだします。

それも、前話でお伝えした様に、
良い点、成果を出している点を聴きだします。

参照:人事評価で捜し出す点とは?
余裕があれば、
本人からも話を聴きますよ。

【手順5】
社員に伝える段階です。

その社員が携わっている仕事が、
自社にとって、どれほど重要で、
どの様な成果、効果を期待しているのか、
について伝えますよ。

続いて、その業務をおこなう際の、
社員の良い点、
成果を出している点について、
評価している事を伝えます。

併せて、
その社員の仕事の内容について、
どの部分は他に代わりがいないと思っているのか、
それを伝えます。

【手順1】〜【手順5】を繰り返しますよ。
「ちょっと面倒だ!」
そんな風に思っていませんか?

正直に言いますよ。

とても面倒です。
手間がかかります。

ただし、それは、
最初の最初だけですよ。

一度やってしまえば、
あとは、少し調整を加えるだけです。

それで離職者が減るなら、
あなたはどんな気持ちでしょうか?

社員が今まで以上に、
熱心に仕事に取り組むとしたら、
経営者のあなたはどんな気持ちになるでしょうか?

社員が仕事をしながら不安を感じることなく、
自らの居場所を見つけ出し、
熱心に仕事に取り組む姿を見て、

経営者のあなたは、
どのような気持ちになるでしょうか?
あなたの意見・感想を聞かせてくださいね。

追伸1:コードギアスってこういう背景
コードギアスの詳しい説明、物語背景は、
こちらから。

追伸2:どんなキャリア?
ウィズスマイル 降旗 利弥のキャリア、背景は、
こちらを参照し絵くださいね。

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