事業承継とは?って、、、変だぞ!

公開日:2014/07/22

更新日:2019/04/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

会社を継ぐ。
事業承継を行う。

そもそも、
事業承継って、
どういうことを指すのか、お判りでしょうか?

ちょっと心もとないので、
ググってみると、、、

会社の経営を後継者に引き続こと

とか、

相続財産の評価などの想像対策と、
後継者育成などの会社存続発展が課題

とか、

経営者としての地位や株式、
不動産などの資産を後継者に引継ぐこと

と説明されています。

なるほど、だからなのか、
と合点がいった事もあります。

同時に、
なんかおかしい、と思いませんか?

まずは、合点のいった点から。

資産の譲渡、会社の経営を後継者に譲る。

税務と相続関係の法的処理、
と考えているから、
税理士、弁護士の先生が、
事業承継の相談や実務の表舞台に出るのですね。

後継者がいないと、
リタイアして会社、事業の譲渡になるので、
M&Aの方々が相談役になるわけですね。

なるほどと思いながらも、
これが事業承継というのは、
なんかおかしいと思いませんか?

事業承継のうちの、
聞き慣れない「承継」の意味から。

承継とは、
主に権利または義務を引継ぐことをさす、
法律用語のようです。

となると、事業承継は、

事業をおこなうための、
権利および義務を引継ぐこと

になりますよね。

会社という器、財産も重要ですが、
それ以前に、
「事業」の継続が重要です。

ということは、

  • 事業をこれからどうしていくのか?
  • どうやって継続していくのか?

この点が最も重要になります。

後継者が、

  • 今の事業を続けていく能力
  • 続け発展するように変えていく能力
  • 社員を巻き込み実現する能力

を身につけるように、能力を伸ばすように、
育つ必要があります。

財産とか会社、
経営を引継ぐことは重要です。

しかし、
事業が続けられなければ、
会社を継いでもそれでオシマイです。

財産を継いでも活かすことができません。

社員を事業に巻き込めなければ、
会社は機能しません。

事業承継に置ける、
最も重要なポイント。

それは、
後継者の事業運営の能力と、
事業を発展させる能力です。

事業に関するこの2つの能力を持ち、
活かすことができれば、
成果を手にできるでしょう。

そこに会社という器と経営権が引継がれ、
財産が引き継がれると、
事業は成長に向かいます。

事業運営と事業展開の能力

これだけは後継者自らが、
身につける必要があります。

身に付け、
活かすことができるようになる、
ことが必要です。

実践する観点で、
学ぶ、学べることが必要なのですね。

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