後継者は何を学ぶ必要があるのか?

公開日:2014/07/25

更新日:2019/04/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

会社を継ぐ。
事業承継をする。

この時の課題の一つが、
後継者育成だと言われます。

後継者育成の中身は、

  • マネジメント力
  • リーダーシップの能力
  • 数字を読む能力
  • 人を育てる能力
  • コミュニケーション能力
  • 経営計画の策定能力
  • 経営者としての覚悟

を身につける、
というものがほとんどです。

なんでこんなことを挙げているのかですって?

冷静に見てみてくださいね。

なんかおかしいでしょう?

これらの中身は、
後継者だから必要なことではないです。

役職者、管理職ならば、
身につけておく必要がある能力、
スキルだと思いませんか?

なんて指摘をすると、
「経営者として、
役職者とは違った部分があるから、
それを身につける研修です」
なんて回答があります。

確かに。それは言えます。

でもですね、、、

各能力やスキルの、
この部分が経営者特有で、
この部分は役職者でいいよ、
なんて区分けは難しい、
というよりできないことです。

ということは、、、

後継者育成として何を教えるのか、
ってことがハッキリしているのか?
という素朴な疑問にぶち当たったのですね。

で、経験を踏まえて、
いろいろ考えてみたんですね。

経営者、後継者には、
どのようなことが必要になるのか?とね。

最も必要でかつ求められるもの。

それは、
実現が可能だと感じる、
経営、事業の将来像をハッキリと描く能力。

将来像を作るなんて、
甘い話ではないですよ。

どんな姿になるのか、
ハッキリとわかる明確な将来像です。

その将来像を、
お客様が支持してくださり、
喜んで買ってくださるとわかるだけの、
現実的で具体的な内容です。

そのポイントは3つ。

  • 事業を通じてお客様に提供する「価値」を明確にする
  • 詳細までわかる具体的な姿を描く
  • 将来の姿を実現する道筋を描く

これを実現する能力が必須です。

これがあれば、後継者自身が、
事業、経営への不安を拭い去ることができます。

将来の事業、経営に、
期待をもって取り組むことができます。

役職者が、
自分の管轄する部署で何をやればよいのか?
どのように仕事をするのか、
考えることができるようになります。

明日から何をやればよいのか、
わかって行動できるようになります。

後継者は自分自身で身につけ、
実行できることが必要です。

それは、
役職者、管理職の能力とは、
明らかに異なります。

さらに、
経営者、後継者としての、
観点があります。

続きは、次の
後継者が身につけるべき重要なこと で。

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