こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
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後継者を育成するために、
後継者に何を学ばせるのか?
何を身につけさせるのか?
現実に事業承継をおこなった、
中小企業への調査レポート
(「中小企業の事業承継」2010年 日本公庫総研)によると、
後継者育成で重視した事柄トップ3!は、、、
ダントツで選ばれた最初の2項目は、
会社を継ぐ後継者の育成方法
で、お話しました。
今回は、3番目、
後継者には社外で勤務経験を積ませる
についてです。
この項目、先ほどのトップ2と比べると、
1/3の割合で選ばれている程度なのですが、
他の項目、例えば、
「勤務経験以外の学習経験を積ませる」
と比べると3倍以上です。
後継者の育成では重要と考えられている、
と思っても誤りではないでしょう。
実際に、あなたの周りでも、
後継者が、他の会社で若いころ働いていた、
という話を聞くと思いますよ。
で、、、
社外で勤務経験を積ませる時に、
後継者をどうやって、
送り出しているでしょうか?
「お前は後継者だ。
他社で働いたときには、
自社の経営に役立てられるように、
学んで来るんだぞ」
と送り出していませんか?
後継者は、あなたが期待したように他社で学び、
自社の後継者として成長したでしょうか?
以前よりはましかもしれないが、
後継者として物足りない、まだ頼りない、
と思っていませんか?
環境にぶちこんだからといって、
それで学べるとは限りません。
自ら多くのことを学べる人は、
後継者にかぎらず多くはないからです。
では、どうしたらよいのか?
ですよね。
他社での勤務に送り出す前に、
ハッキリさせておくことがありますよ。
他社で勤務することで、
です。
その上で、
途中でどこまで身についているかチェックします。
修正が必要なことがらは、
この時に修正します。
ここまでやるから、
後継者として、
得るものがあるかもしれません。
ただし、
得るものがあるかもしれない、です。
勤務先の状況により、
こちらの思惑通りのことが、
学べるとはかぎらないからですね。
このままだと、
他社から盗みとってくる
スパイみたいですよね。(笑
他社勤務によって後継者が得るものは、
『スパイ』みたいな内容とは異なる、
と私は考えています。
他社勤務は、
社員とはどういうことなのか?
を身を持って経験する場所、
だと考えていますよ。
スパイのようなこととは、
意味合いが違うのですね。
この点については、
後継者には修行が必要 を読んでくださいね。