こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
後継者ばかりでなく事業を行う経営者には、
次の三つが必要だと考えている、
ということをお伝えしました。
ドラッカー氏が言う「真摯さ」
経営者が後継者に断然に求めているといわれる、
「経営意欲の高さ。」
どちらも、
後継者に必要な能力となると、
ピンとこないからです。
その理由をお伝えしています。
参照:
・後継者に必要な要素は何か?
・後継者に必要な資質ととは?
前回までに、
一つ目の「素直さ」、
二つ目の「実践」、
はお話ししました。
今回は3番目の「情熱」のお話です。
「降旗先生は、経営への意欲は、
ピンとこないって言っていましたよね。
意欲と情熱って、
関係しているんじゃぁないですか?」
そうですね。
関係しています。
確かに、
経営への意欲が高いことは、
適切じゃぁないね、
ということを言いましたね。
何がピンとこないのか?
というと、、、
意欲の対象が経営だからです。
私は、意欲の対象が異なると、
考えています。
後継者の意欲の対象は、
経営ではなく事業だ、
と考えているからです。
社長になること、
社長をやっていることに意欲がある、
ではないってことです。
事業通じて実現しようとしている将来像。
この将来像の実現に意欲がある、
ということが大切だと考えています。
もし、経営者になりたい、
そこに意欲を燃やすならば、
起業した方がいいですよね。
後継者より事業を知っている、
ベテランや古参社員を
気にすることがありません。
起業してしまえば、
自分のやりたいように、
自分が好ましい人を雇い、
自分のやりたい事業をやることができますから。
今の経営者(多くの場合は親)から、
事業のやり方で小言を言われることも、
必要ありませんから。
後継者として、
いつ経営者になれるか、
なんて気にすることもありませんから。
でも後継者は、
今の会社の事業を継ごうと、
考えているわけです。
だからこそ、
事業を通じて実現する事柄に、
意欲を持って欲しいのです。
事業への意欲があるから、
それをおこなう手段である経営に対して、
いろいろなことを考えられるようになりますから。
後継者が、
今の事業の将来の姿、
事業を通じて実現することに意欲を持ち、
情熱を持てるようにしましょう。
持っているのかどうか確かめましょう。