後継者として継ぐ理由を明らかにする

公開日:2014/10/22

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

会社を継ぐことになりました。
今度、会社を継ごうと思います。

後継者の多くの方が、
おっしゃる言葉です。

ここで質問。

なぜ、あなたの後継者は、
会社を継ぐのですか?
事業を継ぐのですか?

大変な思いをするかもしれないのに、
どうして継ぐのでしょうか?

この質問に、
あなたの後継者は、
明快に答えられるでしょうか。

息子だから。

娘だから。

婿だから。

これは、
会社を継ぐ理由としては弱いです。

息子だろうが、
娘だろうが、
婿だろうが、
会社を継がないことができます。

継がなければならない、
なんて法律も規則もなにもありません。

まぁ、あるとしたら、
会社を継がないことで、
親である経営者のあなたと、
ぶつかることでしょう。

それはそれで、
気分の良いことではありませんけれどね。

継がない選択もできる。

にもかかわらず、
あなたの後継者は、
会社を継ごうとしているのです。

それはなぜなのでしょうか?

この答えには、
事業や仕事そのものに対する、
後継者の考えがあるでしょう。

事業・仕事への考えがあるから、
事業、経営に真摯に取り組むことが、
できるようになります。

経営や事業運営について、
学ぶことができます。

アイデアを出し、
工夫をすることができます。

実践して、
結果を手に入れようとします。

もし、単に、
息子だから、娘だから、婿だから、
後継者になるのだとしたら、、、

経営者になったこと、
継がなければよかったと、
遠くない将来に後悔するでしょう。

経営、事業にとって、
重要な決断をすることができないでしょう。

会社、事業について、
期待できる将来を社員に示すことは、
できないでしょう。

そんな状況で仕事をしていても、
ストレスが溜まるばかり。

毎日が、辛いだけでしょう。

社員の言動や仕事の成果に、
イライラする事ばかりでしょう。

あなたの後継者に尋ねてください。

なぜ後継者として会社を継ぐのか。
経営者になるのか

そこを突き詰めて、
後継者に考えてもらってください。

その内容を冷静に聴き、
あなたが納得できるように、
詳しくしてください。

とはいえ、
親子でこれをやると、
衝突するかもしれません。

確執が生まれるかもしれません。

冷静に、議論を深め、
仕切ることができる第三者に、
調整を依頼することも打ち手の一つです。

第三者が入ると、
冷静に議論ができるものです。

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