社長のあなたは後継者に経営を譲れますか?

公開日:2014/10/27

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継をおこない、後継者が会社を継ぐ。

あなたは、スパッと、
後継者に経営を譲る、
任せることができるでしょうか?

後継者、二代目は、
とかく「頼りなく見える」ようです。

だから、多くの経営者が、
後継者が決まっていても、
経営を譲ることができません。

その結果、
何が起こっているでしょうか?

経営者の高齢化!です。

調査によると、
(中小企業の事業承継 2010年 日本公庫総研レポート)
中小企業の経営者の平均年齢は、
10年前の調査に比べ、
ほぼ、10歳近く高齢にズレています。

10年前の社長が、
今も社長をやっているわけです。

そして、
後継者も確実に10歳、
年齢を重ねています。

後継者は、
「事業承継されない」ことが、
自分の経営者能力のなさか?
と不安になり自信をなくします。

歳を重ねるので、
ドンドン失敗を恐れるようになります。

事業承継されても、
今の事業を継ぐことが精一杯。

何も変わりません。
衰退していくばかりです。

あるいは、
事業承継した途端、
焦って新しいやり方へ舵を切り、
うまくいかなくなります。

事業承継をおこなっても、
「後継者は頼りない」ので、
前経営者が強く関与してしまいます。

それまでと、
何も変わらない状況が続きます。

社員との間に、
後継者が挟まることで、
元経営者には現場が見えなくなります。

思い込みで意思決定、
なんてことになります。

後継者は社長だけれど、
元社長の傀儡(かいらい)政権。

この様な状況は、
社員には直ぐにわかります。

後継者の社内での存在価値は低下するばかり。

変わっていくことを社員が期待したとすれば、
希望も意欲もなくなっていく。

後継者自身が経営することになっても、
役員も社員もついていかないでしょう。

ちょっと思い出してみてください。

継いだ直後からミスすることも、
他の経営者から、
たしなめられることもなく
あなたは順調だったでしょうか?

もしあなたが創業者だとしたら。

創業当初から、
失敗せずに、悩むこともなく、
経営できたでしょうか?

ミスもし、失敗もし、悩みも不安もあり、
でも、意志と勇気と支えてくれる人がいた。

学ぶチャンスがあり、
実践したからうまくいった。

現実にはこの様なことだったのでは
ないでしょうか?

だからこそ、
後継者には同じ思いはさせたくない。

経営できるようになってから譲ろう。
それまでは、俺がなんとかして、
後継者を守ってやろう。

こんな思いなのだと思います。

わかります。
わかります。

しかし、それは、
過保護ではありませんか?

そもそも、
経営ができるようになるって、
後継者がどんな状況になることでしょうか?

後継者がその状況になるために、
あなたは何をやっているでしょうか?
後継者を育てているでしょうか?

相談することができ、学ぶことができ、
後継者を支援してくれる人を、
見つけ出そうとしているでしょうか?

具体的に考えるから、
実行することができます

自分がどんなに思っていても、
後継者に伝え、後継者とともに、
事業承継する状況を実際に作らないと、
実現することはできません。

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