後継者の育成と高校サッカーの共通点

公開日:2014/11/04

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

TVをつけると、
お正月の全国高校サッカー選手権大会の、
県代表をかけたトーナメントの準決勝の試合が
始まるところでした。

土曜日の試合の録画中継です。

綺麗な芝生のグランドで、
小雨まじりの天気の中ですが、
選手が活き活きと試合に臨んでいます。

「そうかぁ、、
神奈川県は、
この時期に代表校がきまるんかぁ」
なんて思っていたんです。

ふと、自分の時のことを思い出したんですね。
もう三十数年前ですけどね。(苦笑

そういえば、
10月10日の体育の日に、
長野県の代表を決める決勝戦があり、
優勝したのでした。

なんて思い出しながら、
試合を見ていたんですね。

で、おかしいな?って気づいたんです。

選手を映しながら、
名前がテロップで表示されます。

名前の後に、
その選手の出身チームが表示されます。

出身中学じゃぁないんですよ。

「◯◯中」と表示される選手がいます。

一方、Jリーグのユースチームの名前が、
表示される選手もいるわけです。

ということは、、、

Jリーグのユースチームに、
小さい頃から入って、
ずっと練習してきたのに、
高校年代で別のチームに入った、
ってことなんですね。

理由は簡単。

この年代。
全国高校サッカー選手権大会のステータスが、
とても高いからです。

多くの中学年代のサッカープレイヤーが、
全国高校サッカー選手権大会に出て、
優勝を目指して強豪の高校チームにはいるのです。

でも、、、
日本のサッカーを強くしようと思った時、
どうなのでしょうか?

全国高校サッカー選手権大会で活躍して、
その後Jリーグに入ったとしても、
Jトップチームにデビューするのはそこから数年。

高校生年代でも、
そのままJリーグの下部組織で練習を続けていたら。

Jトップチームに、
18歳より若い年齢でデビューする選手が、
もっと生まれるかもしれません。

ちなみに、メッシ、ロナウドは、
確かトップチームデビューは17歳です。

後継者の育成でも、
同じことが当てはまると思います。

いろんな人からいろいろ教わると、
結局身につくことも身につかなくなります。

経営や事業運営に関して、
後継者が通常、セミナーなどから学ぶ期間は、
わずか数時間から1日。
長くても数日。

その間に身につけるというのは、
そんなに容易なことではないです。

だからこそ、
長期間にわたって、
同一の人から教わることが、
後継者にも必要なのです。

間隔をおいて、
同じ人から何度も教わることが、
身につける観点では、
もっとも効果があると思います。

で、、、

日本サッカーの強化を考えると、
全国高校サッカー選手権大会を、
Jリーグのユースチームも参加できる、
オープン大会にすればいいと思うんですけどね。

そうなれば、
高校生年代の選手から、
Jチームのユースチームの存在価値が、
高まると思うんですけどね。

一貫したサッカー教育と練習で、
若くしてリーグデビューできる、
選手がもっと生まれると思いますよ。

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