Pocket

blog_furuhata_phote_name From:
事業承継する後継者の
「育成と経営」のアドバイザー
降旗 利弥

後継者は経営者です。

まだ、社長にはなっていないし、
代表権もないかもしれません。

しかし、間違いなく、
何年か先には、
後継者は現社長から、
会社と事業を引継ぎ、
経営者、社長になります。

後継者は、
社長と同じように、
経営者の一人ですよ。

当たり前のことですよね。

しかしなのですね。

ある後継者の方の話です。

以前、後継者候補として、
未経験でその事業に取り組みました。

その事業を始めるときには、
ほとんどの場合、
新しい設備を用います。

継続している会社でも、
設備を新しくすることで、
復活させる場合が少なくありません。

しかし、彼の場合、
設備は古く、
どう見ても、
良い状況とは、
お世辞にもいえませんでした。

スタッフも、
未経験者ばかり。

その業界では、
どこもかしこも業績は下向き。
上向く様子はありませんでした。

地の利、人の利、時の利。

どれをとっても、
明らかにマイナスからのスタートでしたよ。

しかし、、、

わずか1年半で、
売上数億にしちゃいました。

その後継者が、
本体の事業に戻ってきました。

いざ後継者となり、
社長についでNo.2として、
本業に携わり始めると、、、

以前とは変わってしまいましたよ。

成果を出していた時は、
自分で考え、自分で動き、
自分でスタッフを雇い、
社員やスタッフを巻き込み、
ドンドン実行して成果をだしていました。

経営者として、
起業家として、
動いていたのですね。

ところが本業に戻ると、
発言や行動に、
遠慮が見られるように感じましたよ。

社長に遠慮している?

それはあるでしょうね。

社長が親ですから、
やりにくいと感じている部分は、
あったとは思いますよ。

それを差っ引いても、
思い切って、
以前のようにグイグイと、
進めて行けないのです。

後継者が言うには、
「以前は人数が少なかったから、
やりやすかったですよ。
今は大所帯ですからね。
いろいろ思うようにいかなくて、、、」
だそうです。

社員数が多くなったから、
うまく考えを伝えられなくなった、
社員を巻き込めなくなった、
ということのようです。

このようなことが、
ないとはいいませんが、、、

どうも、
古参社員、ベテラン社員に、
遠慮しているように見えるのですね。

古参やベテラン社員の方が、
業務を自分より良く知っている

だから、仕切れない。
言えずに済ませてしまっている。

古参社員やベテラン社員が、
反対するから、
それを抑えられない。

彼らが自分たちでやるので、
それに任せておくしかない、
と考えている。

こういうことのようですよ。

なんか変ですよね。

業務に精通していようが、
長く携わっていようが、
そんなことは関係ないですよね。

会社が傾いた時、
社員は自分たちの懐から、
会社のために、
お金を出してくれるのでしょうか?

自ら、給与を返上して、
身を粉にして、
働いてくれるのでしょうか?

後継者のあなたが遠慮している社員は、
こんな時、直ぐに、
会社に「さよなら」する人たちですよ。

自分たちの権利を主張して、
とるものを取ったら、
去っていく人たちですよ。

残されるのは、
会社を背負った、
経営者になった後継者の「あなた」です。

これを考えたら、
今、後継者のあなたが、
どのように振る舞うべきかは、
お判りだと思います。

これから社長になる、
ひとりの経営者として、
当然のことを、
当然のようにやりましょうね。

社員やスタッフに、
遠慮なんかしている場合じゃ、
ないんですよ。

必要なら、
強く叱ることも必要ですよ。

強制してでも、
必要なことなら、
やらせましょう。

必要だと考えるならば、
今までのやり方を、
変えさせましょう。

給与や職位を、
適切な状態にすることだって、
遠慮する必要はありませんよ。

後継者のあなたは、
経営者なのですから。

あなたが、会社を、
事業を動かしていくのですから。

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

【 あわせて読みたい関連記事 】

Pocket