事業承継の課題は「なんとかなる」ことはない!

公開日:2015/01/15

更新日:2019/04/13


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継に関することがなかなか進まない。

やろうと思うけれど、なかなか時間が取れない。

やならければならないとはわかっているけれど、
つい、先送りになってしまって、、、

事業承継を控えた経営者の方で、
このようなことに頭を悩ませている方は、
少なくありません。

頭は悩ませるのですが、
悩むだけで解決させず、
ほとんどのことが先送り!
になってしまっていることが、
少なくありません。

なぜなら、、、

時間があるから、
「なんとかなるだろう」
と考えているからでしょう。

最近、行き当たりばったりのような、
旅番組、少なく無いですね。

路線バスを乗継ぎ、
決められた日のうちに目的に到達する旅。

目的地もそこでやることも決まっているけど、
途中は思いつくままにバスを降り、
気ままに散歩しながら。

それこそ、
「なんとかなるだろう」の旅です。

でも、、、

彼らは、バスを降りると、
必ず次に乗るバス停を確認し、
バスの時刻を確かめます。

「○○行きのバスは、、、
あった、あった。

で、次のバスまで、、、
あと50分あるね。

じゃぁ、お昼にしようか。」

途中では、次の行動、
到達点を必ず確認しています。

だから、
時間内になんとか目的に辿り着き、
目的を達成しています。

まぁ、時々、
ギリギリで間に合わないこともありますけどね。
それでも、僅かの差です。

「事業承継を、
そこらのバスの旅と一緒にするな!」
とお叱りをいただくかもしれませんが、
やっていることは同じです。

「なんとかなるだろう」はどんな場合でも、
これからやること、
次の到達点がわかっているから、
成り立つのです。

ゴール、途中の到達点が、
ハッキリしていることが必要です。

「なんとかなるだろう」と、
事業承継を先送りにしている時、

  • 承継時点の経営・事業、後継者の状況
  • 承継後の経営・事業の状況
  • 1年後に実行済みの事業承継の準備内容
  • 2年後に実行済みの事業承継の準備内容
  • 3年後、、、

といったことが、
ハッキリ、くっきり、
明確に設定できているでしょうか?

これがあるから、
「なんとかなるだろう」と言えるのです。

このようなことがない状態で、
「なんとかなるだろう」と考え、
事業承継に関することを先送りする、
というのは気休めだけです。

なにも生み出さないし、
なにも起きません。

当然、「なんとかなりません。」

これからやることがはっきりと見えているから、
なんとかなるといえるのです。

なんとかなると思っていて、
現実に何とか出来るのです。

「息子に注いでもらって、
事業承継をこのくらいの時期にやろう」
ぐらいのことでは、
何とかできないと思います。

今日までがそうだったようにね。

だから、、、

事業承継をおこなうために、
準備として必要なことを、
詳しく明らかにしておきましょう

それには、
頭で考えるだけでなく、書き出すことです。

書き出して、
順番や関連性を整理してみましょう。

そうすると、
何がなんとかなることで、
何がなんともならないことか、
といったことがハッキリ見えてきます。

なんともならないことは、
何とか出来るように、
詳しい人に相談するなどをして、
早速手を打ちましょう。

具体的な中身があるから、
「なんとかなるだろう」
「なんとかできるだろう」なのです。

詳しい中身がなければ、
「なんとかなるだろう」
「なんとかできるだろう」
では、なんともなりません。

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