後継者は学んだら直ぐに現場で実践だ!

公開日:2015/01/23

更新日:2019/04/13


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者の育成には、
社内で実務を学ぶ、
現在の経営者から教わる、
経営幹部として仕事に取り組む、
というやり方があります。

このやり方では、
自社のやり方、業界のやり方しかわからないので、
経営・事業の状況を変えるには、
知見や知識、後継者の能力が充分とはいえません。

そこで、外部のセミナーを受講します。

2時間や半日、一日の
テーマを絞った単発セミナーがあります。

一定期間、連続しておこなわれる、
講座型、塾型の研修もあります。

どちらも重要なことは、
学びを直ぐに実践することです。

このことをわかっている方は、
たくさんいらっしゃいます。

でも、実際にやる方は多くはありません。

そのひとつの理由が、
直ぐにやるだけの事柄がないからです。

セミナーや講座で、
いろいろなことを学んだ。

でも、それを実際に、
手を動かしてやるだけの内容がない、
というケースです。

理屈のお勉強で終わってしまう場合です。

連続講座型のセミナーで、
もしこのようなことだと、
学びが無駄になってしまいます。

この様なことを言うと、
ワークショップを組み込んでいる、
なんて回答があるわけです。

ワークショップや宿題。
セミナーでは当たり前にあります。

だから、ワークショップの有無や、
宿題の有無が問題なのではありませんよ。

その中身。

というより、何を対象に、
ワークショップや宿題をやるのか、
という点が重要です。

セミナーや講座のなかでワークショップをやると、
そのとき参加している経営者や後継者の考えで、
おこなわれます。

これはこれで大切なことです。

しかし、経営者、後継者の考え、認識と
現場が、大きくズレている事が、
現実には少なくありません。

学んだこと、習った事を実際におこなうと、
うまくいかない事が多いのは、
このためです。

学びは何があっても一般論。
発生ケースが多いものを、対象にしています。

あなたの会社の実務現場が、
ドンピシャ一般論に当てはまるとは限らない
ことが少なくありません。

実際にあなたの事業、実務の現場でやってみると、
「えぇーっ!ここがうまくいかない!」
なんてことがバンバン出てきます。

私も経験がありますが、
習った通りには進まないものです。

そんなことは、
当たり前と思った方がいいです。

だから、ズーッと学び続けて、
学び終わってから実践する、
なんて事ではうまくいかないのです。

現場で実践する事なく、
経営者、後継者の考えだけで、
学びをワークをしても、
現実とのズレが大きくなるだけです。

ある領域を学んだら、
学びのなかのひとつのことで良いので、
直ぐにあなたの経営、事業の現場で実践する事、
がとても重要です。

実践すると結果がでます。

うまくいけば良いですし、
うまくいかないなら、
教わっている先生に相談すれば、
適切な対応や回答が得られるでしょう。

その点を調整していけば、
学びを一般論の知識ではなく、
あなたの会社、事業に、
適した形で活用する事ができます。

ズーッとお勉強。
実践は、同じ境遇の受講者だけの環境で、
頭ばかり使っているのでは、
いつまで経っても活用する事は、
容易ではありません。

学んだら、
直ぐにあなたの会社、事業で実践。

これができるように、
内容を設定している講座、セミナーが、
あなたにとって、
本当に役に立つものだと思います。

この観点で、講座や塾を、
評価してみてくださいね。

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