後継者向けの育成セミナー3つの活用法

公開日:2015/01/28

更新日:2019/04/13


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継を迎える経営者にとって、
後継者の育成は大きな課題です。

資産・負債の継承のめどが立ち、
株式の集約で経営権を確立したとしても、
後継者が育ち、経営継承ができなければ、
事業承継ができたとはいえません。

社内で働くことで、
後継者の能力を高める、
事業への知見を広げる。

このやり方とともに、
経営、事業運営の能力、考え方、スキル、
を高めるために、
外部のセミナーを活用する場合があると思います。

外部のセミナーは、
2時間のセミナーから、
半日、1日に、1泊2日の泊まり込み、
さらには、数回以上の連続講座、
などの形態があります。

大抵の場合、
2時間セミナーや、
半日、せいぜい1日のセミナーに、
参加するでしょう。

この時、多くの方が、
「直ぐに成果の出る中身を手に入れよう!」
と考えて、参加されていると思います。

以前の私も、
まるっきりそのスタンスで参加していましたから。

しかし、ある時、気づきました。

2時間で得られるものは多いです。
けれど、実際には少ないということです。

「えっ?何を言っているの?」
でしょうね。

もう少し説明しますね。

2時間のセミナーの場合、
考えてみれば、本当にわずか2時間です。

講師の方、それぞれのやり方がありますが、
エッセンスとか、ある一部をお伝えする、
というので精一杯です。

その奥に、
さらに多くの知見や方法が存在している、
と言うのが現実です。

ちょっと考えてみてくださいね。

2時間のセミナーに出た。

後継者育成の方法が完全に、すべて、
マルっとわかって、できるようになった。

だから事業承継が、
すっきり、ばっちり、
現実ですべて完璧にできるようになった!

ということになるでしょうか?

重要なことや、エッセンスや、
いくつかのやり方は手に入るでしょう。

そのやり方を実践すると、
今までより良くなる点はたくさんあります。

それは事実です。

しかし、全部、全て、完全に、
マルっとできるかとなると、
足りないところも少なくないです。

これは2時間のセミナーに
限ったことではありません。

経験からいうと、
半日コースでも、
1日コースでも、
受講後の状況はそれほど変わらないです。

だから、、、

もし連続講座があるなら、
そちらに参加すると、
得られるものは、とても多いです。

実践につながり、
成果を手にできる場合が、著しく増えます。

2時間セミナーや、
半日セミナーに参加した時には、
得られるものは手に入れ、
成果につなげることが必要ですが、

それに加えて、次の3つの観点で、
評価するための機会と考えてください。

その3つの評価の観点は、

  • テーマに関する講師の考え方、価値観、思想
  • テーマに対する講師の能力
  • 講師とあなたの相性

です。

順番に説明します。

テーマに関する講師の考え方、価値観、思想

事業承継、後継者育成、経営承継について、
講師がどのような考え、思想、価値観に基づいて、
内容を整理しているのでしょうか。

講師の方は、ブログやメルマガを書いていて、
あなたは事前にそれを読んでいるかもしれません。

ブログやメルマガは、読んでも数分。

事業承継、後継者育成、経営承継に対する、
考え方や価値観、思想は、
なんとなくはわかったかもしれません。

ただ、実際に2時間以上、
直に講師の方から話を聴く、質問をすると、
講師の考え方、価値観、世界観、思想を、
肌で感じることができます。

これは、メルマガ、ブログを読むこと以上に、
ハッキリと分かるものです。

そして、
あなたの感性、考え方、求めている内容と、
講師の考え方、思想、価値観が、適合するのかどうか?
その点を見抜く機会がセミナー受講だと考えています。

テーマに対する講師の能力

2時間、半日のセミナーで扱う内容は、
全体のごく一部でしょう。
あるいは、全体像がわかるかもしれませんが、
その場合は概要でしょう。

その内容が、講師自身の経験に裏打ちされている
ということを見抜く機会が、
セミナーの受講だと考えてください。

実績があるのかどうか?
一般のやり方となにが、どのように違うのか?
どれほどの効果が見込めるのか?
などが、直に話を聴くとわかるものです。

講師とあなたの相性

学生時代に、嫌な先生の教科は、
嫌いになりませんでしたか?

科目自体が嫌いなのではなく、
教える先生と合わないから、
その結果、嫌いになる、
ということは少なくありません。

私はそれで、英語が嫌いになりました。(笑

これは、経営や事業運営に関する学び、
後継者育成での学びでも、同じことが言えます。

セミナーの講師の方と、
あなたが合うのか、合わないのか?
それを見抜く機会が、
2時間セミナーや、半日セミナーです。

この先生からもっと教わりたい、
となれば、相性が悪くないわけです。

その講師の方が連続講座を開催していて、
それにあなたが参加すれば、
得るものは多いと思いますよ。

一方、ちょっと合わないな、
というならば、
連続講座の参加は、
慎重に検討したほうがいいです。

大抵、連続講座は高額ですし、
かなりの時間を講座のために割きますから。

連続講座への参加が無駄にならないように、
じっくり検討しましょう。

これらの観点で講師自身を、
講師が教えている中身を評価するために、
直に会い、直にセミナーを受講し、質問をする、
ということは必要です。

肌で感じることは、
文章などからの感じとは、
違っていることが少なくないからです。

この3点で、
講師が教えている中身、
講師自身のことを、チェックしてくださいね。

あなたの厳しいチェックを通過した講師が、
連続講座をやっているなら、
受講を真剣に考えてみてくださいね。

そこから得られる学び、
実践で手に入る成果は、
わたしの今までの経験から言っても、
とてつもなく大きいと思います。

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