後継者育成は事業承継した時から逆算で!

公開日:2015/03/24

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者に事業承継をときには、
後継者にはこのようになっていて欲しい。

後継者の能力や経験値は、
このようになっていて欲しい。

後継者がどうなっていれば、
社長のあなたが、
事業承継をしようと思えるでしょうか。

私が事業承継したとき、
事業承継が決まったときの状態から、
私が事業承継までにできることを、
ひたすら考えていました。

私の場合は、
事業承継をする社長の側ではなく、
事業承継を受ける後継者の立場、
ですけれどね。

そのときの状態から、
事業承継に向けて、
なにができるのか、
なにをするのかを考えていました。

並べた項目の関係を洗い出し、
それをスケジュールにして、
計画として実行していました。

自分のできる事をやればなんとかなる
と「あまーく」考えていました。

自分のできる事ばかり考えるので、
自分の想定通りになんでもなると、
思ってしまっていました。

そんなことはあり得ないのに!

その結果、事業承継後に痛い目をみました。

今考えれば当然なのですが、、、

自分が対応できない状況になったとき、
焦りまくりました。
どうにもできない自分に失望しました。

どうにもならずに、
頭を抱えてしまいました。

事業承継したとき、
事業承継した後、
自分自身がどの様な状態、能力、スキルが必要か、
ハッキリしていたら、
挽回する事もできたでしょう。

しかし、目指す状況がありませんでした。
迷ったまま、どうにもならなくなりました。

事業承継した後に、
このように経営しよう、事業をおこなおう、
そのとき自分はこのような状況、能力をもっていよう、
というハッキリした姿があったら、
直ぐに対応することができたでしょう。

というより、
そもそも、その姿に向けて、
自分を伸ばす事に取組んでいたでしょう。

その部分が欠けていました。

事業承継後、
どうにもならなくなりました。

どう対応するのか、
気づくまでに数ヶ月を要しました。
その間、胃がキリキリ痛み、辛い毎日を過ごしました。

もし、事業承継する前に、
引継ぐときの後継者の状況を明らかにして、
それに向けて学び、体験する準備をしていたら。

もっと早く、
成果に結びつけられたのにと思います。
社員にも辛い思いをさせずに済んだでしょう。
もちろん、社長にもイライラさせずに済んだでしょう。

今でも後悔しています。

これから事業承継を迎える、
社長、後継者の方には、
こんな後悔をして欲しくないと思っています。

それには、、、

後継者がどのような状況になれば、
あなたが事業承継できるのか?
そのときの能力やスキル、経験値を、
最初に設定しましょう。

現在から、事業承継できる状態まで、
どうやって後継者を育成するのか?
後継者に、どの様な能力、スキル、
経験を積ませるのか。

引継ぐときの後継者の状態から逆算して、
今の状況とのギャップを埋めるように、
後継者の育成を考えましょう

今の状態からどうやって育てようかとは、
考えない事です。

それをやると、私と同じ状況になります。
身動きが取れなくなります。
後継者の胃がキリキリと痛みます。
あなたも後継者にイライラしますよ。

今からどうやって育てるかを考え始めると、
とりあえずできる事をやろう!
となってしまう事が少なくないからです。

できることをやるのではありません。
できる事を身につけるのではありません。

身につけるべき事を学び、実践するのです

目指す姿から逆算して考えましょう

目指す姿を設定して、
今との差を明らかにしましょう。

その差を埋めるには、
どうするのかを考えましょう。

そうすると、

  • コミュニケーションを身につけよう!
  • リーダーシップを学ぼう!
  • マーケティングを学習しよう!

なんてことにはならないと思いますよ。

社員との関係をつくるにはどうするか?
社員を仕事に巻き込むにはどうするか?
社員に自分で考えさせるには?

というような、
具体的で実務につながる課題になります。

この点がはっきりすると、
どの様な事を何から学ぶのか、学べるのか、
ということがはっきりします。

私も、この考え方になって、
学び方を変えたときから、
成果につながるようになりましたよ。

数ヶ月で、売上23.7%増
なんて結果にもつながりました。

同じ事を学んでいても、
吸収する点、活用する点が、
あなた自身の課題に沿った視点に、
変わるからでしょう。

あなたが事業承継する時には、
後継者にどの様なことができるように、
なっていて欲しいでしょうか?

ここから考え始めましょうね。

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