社員の意思決定を実現する方法

公開日:2013/09/24

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

アイデア整理は紙とペンやはり紙とペン。
考える時は、これが必需品です。

今日も、コーヒーショップで、
ノートとペンを引っ張りだし、
考え事の整理をしています。

iPhoneやiPadに、
電子ノートのアプリは入っているのですが、
なかなか使いませんね〜。(笑)

さて、、、

「社員を思ったように動かしたい。」

そのように考える経営者の方は、
ガンダムの”アムロ”になっているのでした。

アムロでいる限り、
いつもいつも、
「社員が思ったように動かない!」
と悩むことになります。

経営者や上司が、
ガンダムのアムロにならないとは、
社員に指示をしないということです。

参照:

社員が自ら決める、
自ら意思決定をする。
そして行動をおこす。

社員自らが意思決定をするプロセスを、
どのような方法で実現するのでしょうか?

仕事に関してやることを、
社員自身が決める意思決定プロセスには、
何が必要になるでしょうか?

社員が決めることは、
対象となる事項や範囲・領域
について、どの様にするのかということです。

課題・問題もここに含まれます。

課題や問題を与えて、
どの様に対応するのかを、
社員自らに意思決定させるプロセス。

これは今までも、
あなたはやってきたでしょう。

しかし、社員が自ら考える、
意思決定のプロセスとしては、
働かなかったのではありませんか?

課題・問題を与えて、対応策を考えさせる。
このプロセスは「指示」と変わりません。

”決めろ”と指示されているやり方と変わりがないと、
社員は感じているからです。

「考えなさい」と指示することなく、
社員自ら考え、意思決定をするプロセスは、
どうすれば実現できるでしょうか?

あなたなら、どうしますか?

答えを聴くと、
”あぁ~”と思うほど簡単な事です。

社員に自分で考えさせ、
意思決定させるには、
こちらから”質問”をすることです。

人は質問をされると、
その事について考え、
何かしら答えようとします。

社員が自分で考え、
意思決定をするプロセスは、
質問によって創り出されます。

相手が答えにたどりつかない場合もあります。

そのような時は、
判りやすい内容にして質問を繰り返す
だけです。

それでも社員が考えられず、
答えに辿り着かなかったら???

最後には、教えることになります。

わからない、考え付かないことを、
延々と質問し続けても、
何も導き出されませんから。

質問をされて考えて、
わからなくて、さらに質問されて、、、

これを繰り返すうちに、
聴いて受け入れる体勢が整うので、
教えたことを受け入れやすくなっています。

いきなり教えると、
相手は聴き入れる必然性がないので、
あなたが言う事は、
聴くフリをするだけで受け入れはしません

質問というプロセスがあったことで、
教えた内容を、
納得して受け入れる体勢になっています。

質問を絡めてアドバイスをします。

例えば、◯◯の時は、こんなやり方があるよ。
あなたの□□に当てはめると、
どんな風になると思う?
というようなやり方です。

◯◯の場合を参考にして、
自分の場合に当てはめて考えるますよ。

判らないと所は質問するでしょう。
こうやってみようと自分で決めますよ。

ご自分に当てはめてみてくださいね。

指示されるよりは、
質問される方が感じ方が違いませんか?

社員が聴き入れる状況になっていた方が、
お互いにプラスに働きます。

その状況を作り出し、
意思決定のプロセスにする方法が、
質問をすることです。

まとめておきましょうね。

社員に自ら動いてもらうには、
社員が自ら決めた意思決定プロセスが必要です。

社員自身で決める意思決定プロセスには、
社員自身が、
対象となる事柄について、
考える状況を作りだします。

自分達で考え、意思決定するプロセスを、
質問によって作り出します。

質問をする事を繰り返すだけです。

社員が自分で考える様になります。
考えて決めた事は、
社員が自分で行動する様になります。

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