こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
事業承継を後継者におこなった後、
後継者にはどんな経営をして欲しいでしょうか?
あなたが譲った会社、事業は、
どのようになって欲しいでしょうか?
もちろん、
お客様からの評価は高く、
多くのお客様が喜んでくださる。
もし、こんな状況を目の当たりにしたら、
元経営者だったあなたは、
どんな気持ちになるでしょうか?
「さすが、俺の息子だ」とか、
「さすが俺が選んだ後継者だ」
と思うでしょうか。
しかも、手放しに、
心から喜ぶ事ができるでしょうか?
心から喜べる方。
少なくないと思います。
と同時に、
「なんで後継者になったら、
事業の業績が良くなるんだ!」
と少しねたましく思う事がない、
とは言えないかもしれませんよね。
私が後継者に事業を継いだ元社長だったら、
「なぜだ!俺はあんなに苦労したのに」
なんて思うかもしれません。(苦笑
心が狭い?
ちっちゃい人間だ?
まぁ、ご批判はお受けするとして、、、(笑
だってそうじゃぁありませんか?
自分が経営していたときは、
なんとか会社を継続しようと、
ある時はもがき苦しみ、悩んでいたのですから。
楽しさよりも、
悩みと苦しみばかりだった、
なんて事も少なくないと思います。
もしかしたら社員達は、
「親父さんのときは大変だった。
後継者の息子の代になったら、
こんなに変わるんだな!
さすが息子さんは違う!」
なんて思っているんじゃないか?
なんて思う事もあるかもしれませんね。
でもですよ、
ちょっと考えてみてください。
かつての野村克也氏が監督時代だった頃の、
阪神タイガースのようだと思いませんか?
成績の振るわなかった阪神は、
ヤクルトスワローズでの実績から、
名将 野村克也氏を監督に迎えました。
在任中の3年間は毎年セ・リーグの最下位。
自身でのタイガース再建は困難と判断。
夫人に関する事件をキッカケに退任。
後任に熱血指導の星野仙一氏を推薦。
星野監督になった2年後、
さらに岡田監督になってからの2年後に、
それぞれリーグ優勝をしています。
野村さんは在籍期間中は、
結果は出ませんでした。
しかし、その間に育てた選手が、
そののち主力として活躍し、
2度のリーグ優勝をもたらしたと言われています。
事業承継をする現在の経営者は、
野村克也監督と同じです。
あなたが事業承継をする前から、
経営、事業の将来を見据えて活動をしているから、
後継者の代に会社が成長します。
事業が伸びます。
それまでの阪神は、
監督が代わっても、
良い成績をあげられませんでした。
単純に代替わりをするだけでは、
この当時の阪神と何も変わらないでしょう。
事業承継後に会社が伸びる、
事業の業績がグンと伸びる。
事業承継後に成果がでるのは、
後継者の力ではありません。
現在の経営者、社長の、
あなたの活動の結果です。
というより、
あなたの将来を見据え行動。
それが、事業承継後の、
経営、会社、事業の姿を全て決めているのです。
楽天の監督になって、
甲子園球場にもどった野村監督を、
ファンは拍手で迎えたそうです。
社員も同じだと思います。
あなたが将来の姿を示し、
そこに向かって活動をする。
その過程で後継者に事業承継をする。
そして後継者が、
意欲をもって事業に取組み、
会社、事業が成長している。
その準備を用意周到にしていたあなたに、
社員も取引先も、金融機関も、
拍手を送るでしょう。
会社、事業について、
どの様な将来の姿をあなたが指し示すのか?
社員が賛同する、
実現したいと共に思える将来の姿を、
あなたが示す事ができるかどうかです。
あなたが描く、あなたの会社、事業の将来像は、
どんなものでしょうか?
どんな中身でしょうか?