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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

事業承継を考えている経営者、社長の方は、
なんていきなり社長の座を、
「明日からおまえ社長だ!」
後継者に引き渡すわけには行きません。

事業承継をおこなうには、
後継者が経営、事業を引継ぎ、
切り盛りできるようになっていて欲しいですよね。

事業承継について支援する方、
アドバイスする社長さんのなかには、
「後継者はそのポジションに就けば変わるから!」

「だから、今、ふらふらしていても大丈夫だ。
却って遊びまわっているくらいのほうがいいんだ」
なんてことをなんてことを言う方がいます。

真面目一辺倒がいいとは思いません。
ある意味で「遊んでいる」という経験は、
経営に役立つ面がたくさんあると思いますから。

だからといって、
「社長の座につければなんとかなる」ふうな言いようは、
無責任だなぁと思うんですね。

経営、事業を運営するとは、
「なにも知らなくても、ポジションに就けば!」
なんて生っちょろいことではありませんから。

後継者が、経営や事業運営について、
学ぶことは少なからず必要だと考えています。

後継者の育成は、何らかの形で必要でしょう。

今回は「育てる」ことについてです。

 

最近観た、サッカー少年育成の番組でのことです。

サッカースクールの練習を、
親が熱心に観に行くのが今は当たり前だとか。

練習する子供に、
「もっと早く走れ!」
なんて激を飛ばすのだそうです。

若かりしころサッカーをやっていた親の場合は、
「もっと行け!前だ!前だ!」とか、
「ボールを取られるな!もっとキープしろ!」
と技術や戦術に関することも、大声でアドバイスするのだそうです。

 

この番組に出演していた、
Jリーグ京都パープルサンガの育成部長の方が言うには、

「最近のサッカースクールでは、
試合でハーフタイムになると、
コーチのもとに行くより前に、
スタンドで観戦する親元に真っ先に行く選手が少なくない」

のだそうです。

スタジオ出演の親の中には、
子供がサッカーに熱中しているので、
自身はサッカー未経験だか、
4級審判とコーチ資格の講座を受けているとか。

「どこまで子供に、
技術的にアドバイスをしていいのか質問したい!」という、
スタジオ出演の親もいました。

驚愕!驚異!です。
私がサッカー漬けの頃には、考えられない状況です。

コーチがいるんだから。
そんなこと、気にしなくもていいじゃないか!
って思うんですよね。

コーチに任せればいいと思いますよ。
親の役割は、
適したコーチのいるスクールに行かせることでしょうね。

 

この話を観ながら、
素朴な疑問が湧いてきました。

親がサッカーをやっていた頃から比べると、
戦術も技術も進んでいます。

もちろん、基礎は同じでしょうが、
基礎は、あなたよりコーチの方が教え上手でしょう。

あなたが知っている、
わかっているのは、
あなたがサッカー全盛期だった頃のこと。

だけど、少年サッカーの世代は、
まだ成長過程の時期です。

教え方も教える中身も、
その当時とは違っています。

サッカーを好きで始めた少年でも、
教え方でサッカーを嫌いになります。
スクールに行くことをやめてしまいますよ。

基礎、基本は同じでも、
人に教えるのは簡単ではありません。

あなたは、人に教えることができるでしょうか?
上手でしょうか?

無理やりやらせることはできても、
自分から取り組むようにさせられるでしょうか?

進んで学ぼうという状態にできるでしょうか?

あなた自身、
学ぶ、それを実践することに、
日々、取り組んでいるでしょうか?

 

無理やりやらせれば、
そのうち、学ぶことが嫌いになります。

無理に学ばせると、身につきません。
活用することができません。

教える人がやってもいないことを教えられると、
教わる側はドッチラケになります。
学ぶ格好はしても、学ばなくなります。

「コーチ」役をできる人に、
基礎、基本は任せてはどうでしょうか?

教えることが上手な人に後継者が教わる
ようにしたらどうでしょうか?

教えることができる、
教えている人から、
基礎、基本を学ぶ方が、
後継者の身につくようになるでしょう。

経営者のあなたは、
後継者に適した「コーチ」役を、
見つけてくることだと思いますよ。

適した「コーチ」に、
後継者が進んで学べるように、
状況、環境を整えることだと思いますよ。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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