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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

事業承継をうまくやる。
事業承継後に後継者が経営を引き継ぎ、
事業を続けることができる。

それにはどのようなことが必要だと、
経営者、社長のあなたは考えるでしょうか?

経営関係、特に、
経営者の悩み解決のビジネス書を読んでいたら、
このテーマに触れられていました。

ポイントは、
「後継者が現在の社長、経営者を尊敬することだ」
と書かれていました。

この考えをどう思いますか?

 

後継者から尊敬されたら、
気分がいいですよね。
嬉しいですよね。

後継者があなたを尊敬している、
ということは、
あなたがやってきたこと、
今取り組んでいることに、
敬意を持っているということです。

敬意を払っているなら、
事業承継後も、
今の経営、事業を続けるでしょうね。

二代目になったら、
先代の事業を嫌がって、
違う事業を始めて失敗!
なんてことは避けられるわけです。

「確かにポイントかもな」、
と思ったのですが即撤回(笑
考えを改めました。

先代を尊敬できる。
素晴らしいことですよね。

これができれば、それは好ましいことです。

でもですよ、
なかなか、こんなことができない、
というのが現実では?

 

ちょっと考えてみてください。

後継者と事業の今後を話すと、
感情的になって怒鳴ってしまう。

後継者は後継者で、
今の状況にしたのは社長だろ!
と反論します。

社長を尊敬したくても、
親父としての姿を知っているから難しい。
ついていけないところがあるから、
人としての尊敬と言われると抵抗がある。

なんてことは、
実際に少なくないわけですね。

社長の立場で考えても、
尊敬される人になることは、
実際には容易なことではありませんしね。

後継者が社長を尊敬する。
社長が後継者から尊敬される。

言うことは簡単ですが、
実現することは容易ではありません。
実現できているケースが多くないわけです。

だから、
取り上げられるわけですけどね。
でも、現実には尊敬できないわけですね。

 

人として尊敬することは難しくても、
同じような状況を作り出せれば、
後継者は経営、事業を引き継ぐわけです。

その方法は、
社長を尊敬するのではなく、

取り組んでいる事業、
その事業が実現する将来像に後継者が賛同する

状況になることです。

人ではなく、
事業、事業が実現する将来像に、
後継者が敬意を表し、
後継者自身が実現したいと考えることです。

尊敬の対象を人ではなく、事業にします。

事業の将来像に魅力と期待がある。
その基礎を作っているのが、
今の経営だという状況です。

さらに、事業の将来像に、
後継者自身の考えが、
少しでも組み込まれていたら、
さらに実現したいと考えるでしょう。

焦点をあてるのは、
社長という「人」ではなく、
事業と事業の将来像です。

 

ということは、
社長、経営者のあなたが、
後継者にとって魅力あり、期待がもてる、
事業の将来像を描くことです。

後継者が具体的にイメージできる、
事業の将来像を描くことです。

事業の将来像を実現するために、
実際に取り組みを始めることです。

 

人から尊敬されるようになる。
経営者である自分の父親を尊敬することは、
簡単ではありません。
抵抗を感じることもあります。

しかし、
事業と事業の将来を考えることは、
機会とやり方を知っていれば、
難しいことではありません。

事業と事業の将来像に、
賛同することも、中身次第です。

事業の中身、事業の将来像に、
あなたの焦点を当ててください。

後継者との議論を、
この点に絞ってみてくださいね。

後継者の目の色が変わりますよ。
後継者に引き継いだ後に、
あなたも後継者も、意欲と自信と、
そして敬意を持てるようになりますよ。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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