後継者はリーダーシップを学ぶべきか?

公開日:2015/06/15

更新日:2019/04/15


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営者・社長のあなたは、
後継者に学ばせることのひとつに、
リーダーシップを入れていることでしょう。

後継者のあなたは、学ぶ内容の一つに、
リーダーシップを加えていることでしょう。

今までに、
リーダーシップについて、
ビジネス書やセミナーで、
実際に学んだ方いるでしょう。

で、どうでしたか?
リーダーシップは発揮できたでしょうか?

 

リーダーシップについて知り、
リーダーシップを発揮する方法を学ぶ。

知らないよりは、
知っていた方が良いでしょうね。

しかしですよ、
リーダーシップについて知っている、
リーダーシップについて学んでいるとしても、
リーダーシップを発揮できるかというと、、、

なかなか、
リーダーシップは発揮できないものです。

 

リーダーシップというと、

  • コミュニケーション能力がいるとか、
  • ビジョンを掲げる力だとか、
  • 決断力が必要だ、
  • 仲間への愛情が深いこととか、
  • 模範になることだとか、
  • 組織を整える能力とか、、、

「7つの習慣」とかMBAの講座などで、
もうたくさんのことが挙げられています。

これを見るたびに思うんですね。

こんなスーパーマン、いるんだろうか?と。

 

あなたの周囲を見回してみてだくさい。

これだけの能力を揃えて持っている、
社長、経営者、後継者の方、
いらっしゃるでしょうか?

私は、あまりお目にかかったことがありません。

 

正直に言うと、、、

先ほど挙げた能力が、
理屈では必要なのかもしれません。

しかし、実際に身につけることは、
容易なことではありません。

頭でわかっていても、
それを発揮することは、
たやすいことではありません。

それだけに、
この内容に囚われていたら、
本当にリーダーシップは発揮できない、
と思うのです。

実際に、
リーダーシップを学んでも、
それが発揮できない理由がこの点だと思います。

 

リーダーシップを発揮できるかどうかは、
先ほどのようなテクニックに近い話とは、
違うところにあると思います。

それは、、、

社員に示す事柄、
ビジョンや将来像、事業の目的を、
本心から実現したいと考えているのかどうか
ということだと考えています。

ビジョンや将来像、事業目的に、
情熱を持っているのか?

ということに、
全てがかかっていると思います。

 

実現したいという情熱があれば、
ビジョンを示すし、実現の行動をするでしょう。

社員の力を借りることが必要だから、
コミュニケーションをするでしょう。
決断もするし、模範にもなるでしょう。

テクニックや理屈ではなく、
情熱、熱意があるのかどうか。

その差が、
リーダーシップを発揮できるかどうか、
として現れているだけと考えています。

リーダーシップを頭で知るより、
後継者が引き継ぐ事業、経営の将来が明確で、
それに対して熱意と情熱をもっている。

全てはこの点にかかっていると考えています。

後継者は、
リーダーシップをやみくもに学んでも、
時間と労力が無駄になるだけです。

自分が情熱、熱意を持てる、
事業、経営の将来を明らかにしてから学びましょう。

そうすれば、
容易に学びを実現するやり方に、
たどり着き、実行することができますから。

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