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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

事業承継をする
後継者が経営、事業を継ぐ

経営者、社長が後継者に対して、
事業承継の前にやっておくことが3つありました。

前話では1番め。

「経営、事業、会社の状況を明らかにする」

についてお伝えしました。
(参照:事業承継前に後継者に対してやっておく3つのこと

今回は、

  1. 経営、事業、会社の状況を明らかにする
  2. 経営、事業の将来についての経営者、社長の考えを明らかにする
  3. 後継者が意欲を持てるように調整する

の2番め

「経営、事業の将来についての経営者、社長の考えを明らかにする」

についてです。

 

会社、経営、事業を引き継ぐ後継者に、
経営者、社長のあなたは、
どのように話をするでしょうか?

「とりあえず、
今のやり方をやっておけば、
会社はうまくいくから心配いらない。」

「今はうまく行っているから、
このままでなんとかなるから、そのままやればいい。」

などと、
いかにも今のままで充分だというようなことで、
後継者に納得させようとするでしょうか?

逆に、後継者がこのように言われたら、
どんな気持ちになるでしょうか?

「今のままでいいなんてそんなの本当?」

「世の中、そんなに甘くないし、、、」

「上手く行っていると言っても、
そんな考えだから、伸びないんじゃないのか?」

「競合は増えているし、
そんな安易な考えで経営なんかできるわけないじゃないか」

なんて考えると思いませんか?

あるいは、

「今のままやれなんて、、、
それなら俺がやらなくてもいいんじゃないか?」

などと考える後継者もいるでしょうね。

サラリーマン勤めならば、
今のままで安泰だ、
なんてことで喜ぶのかもしれませんが、
経営者を目指す、経営を引き継ぐ人にとっては、
この状況に意欲や魅力を感じるでしょうか?

 

ちょっと考えてみてくださいね。

毎年、地区予選で負けて、
なかなか県大会や全国大会に出場できない、
サッカーチームがあったと思ってくださいね。

あなたは今、そのチームのキャプテン。
次期キャプテンの目星も就いている。
そろそろ、キャプテンを譲る時期になった。

あなたは次期キャプテンに、
「今のままで充分だから。
今のままで、そこそこ勝てるから、
このままやればいいんだよ」
と言って引き継ぐでしょうか?

 

逆に、
もしあなたが次期キャプテン候補だったと思ってくださいね。

現キャプテンから、
「今のまま、この程度の勝ち方で、俺達には充分なんだから」
と言われたら、
わざわざこのチームのキャプテンになろう!
と思うでしょうか?

もちろん、目立ちたがりやでオレ様の人なら、
なになんでもキャプテンになれればOK!
という方もいるでしょうね。
そういうことも否定はしませんよ。

しかし、経営者として会社を継いで、
事業をやっていく責任者となる、
となったときに、
将来、未来が描けていないことを、
どのように感じるでしょうか?

「それは、事業を継いだ後継者自身が考え、目指すこと。
今の経営者、社長の私が決めて、
それに従わせるものじゃァない」
という考え方あることはわかります。

但し、
「経営、事業の将来についての経営者、社長の考えを明らかにする」
のであって、
経営者、社長の考えに従わせるのではありませんよ。

だから、先ほどの指摘は、
少し的外れということになります。

ここでのポイントは、
現在、経営、事業に取り組んでいる経営者、社長には、
実現したい将来の事業、経営の姿があるということ。

将来の事業、経営の姿が、
経営者、社長にとってどれほど魅力があり、
実現のしがいがあるのかということです。

未来、将来、夢が描けないものを継いで、
継続していく責任がある、
と言われても、後継者は受け入れがたいですよ。

やりたいとは思わないですよ。
仕方がないから嫌々継ぐだけです。

後継者にはそんな風には、
なってほしくないでしょう。

だから、

経営、事業の将来についての経営者、社長の考えを明らかにする

ことが必要なのですね。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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