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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

事業承継をする
後継者が経営、事業を継ぐ

その時に、経営者、社長が後継者に対して、
事業承継の前にやっておくこととして、
次の3つがありました。

  1. 経営、事業、会社の状況を明らかにする
  2. 経営、事業の将来についての経営者、社長の考えを明らかにする
  3. 後継者が意欲を持てるように調整する

前二回で、1番目、2番めをお伝えしました。

今回は3番目の、

「後継者が意欲を持てるように調整する」

について。
会社、事業の現状を、包み隠さずに明らかにしました。

経営者、社長のあなたが、
事業、会社の、経営の将来をどのように描いているのか、
についても明らかにしました。

この二点を聴かされた後継者は、
会社、事業を継いで、
あなたの考え通りに経営していくでしょうか?

普通は、

「俺には俺の考えもあるんだけど」

と考えると思いませんか?

そして、

「社長になったんだから、
俺の考えでやることも考えよう」

となると思いませんか?

事業承継をした経営者、社長のあなたは、
自分の考えと違うことをやる後継者に、
気をもみ、不安を募らせることになるでしょう。

事業承継後の多くの場合、このようになります。

 

今年の年初から春先に、
世間を賑わせた「大塚家具」のお家騒動も、
同じようなことで、
創業社長と後継者の長女の間で経営方針の相違が表面化。

ボタンの掛け違いが生じ、
あのような争い事になったのだと思いますよ。

 

ちょっと考えてみてくださいね。

「これから君は、こうやって生きていくんだぞ」
なんて親から言われて、

あなたは「はい、そうですね」と、
真面目に気持よく、熱心に取り組む優等生でしょうか?

違いますよね。

なぜ、言われたとおりにしなきゃならないんだ!
と反発したくなるし、実際に反発するでしょう。

表面上、言われたとおりにやったとしても、
心のなかでは、
「あぁ、違うんだよなぁ。でも、楯突けないし」
なんて悶々としているのではないでしょうか?

後継者だって、
他の人から押し付けられたとは嫌なものです。

 

それに、、、

人から言われたとおりにやって満足している、
なんて人は、経営者には向かないです。

経営者、社長のあなたの言うとおりに、
事業承継後も経営をやる後継者が、
あなたにとって必要でしょうか?

自分で考え、工夫して、
状況を良くしていくだけの、
熱意と意欲と行動力を、
あなたは後継者に、求めているのではないでしょうか?

 

だとしたら、、、

「こうやったほうがもっとよくなる」

「こんな展開もあるけど、上手く組合せられないか」

といった考えを持っている後継者を、
本当はあなたは求めているのではないでしょうか?

 

ただし、、、

経営者、社長のあなたにとっては、
自分が築き上げてきた会社、事業の中で、
いきなり後継者の考えでやられては、
それは心穏やかではないでしょう。

逆に、

考えがあっても、それを表に出せなし、
実行する余地もないというのでは、
後継者にとって、
事業承継する意味は薄れていくと思いませんか?。

 

経営者、社長のあなたの、
経営、事業の将来に対する考えをあきらかにしたら、

次は、

後継者の考えや要望を聴きだしてください

あなたの描く将来の姿と、
後継者の考えを調整して、
それぞれが意欲の持てる、
共通した将来像を描くように、
機会と時間を割いてください。

後継者にとって、
自分の考えを実現できる余地があるなら、
事業を承継する意味も価値も出てきます

承継した経営、事業に、
意欲を持って取り組むこともできます。

今までのような、
「経営者、社長が考えた中身を実現するんだ」
では、後継者は、
社員と代わりがありません。

後継者はあなたから引き継ぐ経営者です。

後継者自身が経営、事業に意欲を持つためには、
これから目指す経営、事業に、
後継者自身の考えが、
組み込まれていることです。

そのためにも、
経営者、社長のあなたの考えと、
後継者の考えを、調整してください。

これから実現を目指す世界を、
ともに創り出してください。

共通の世界を実現するために、
それぞれが役割を持って活動してください。

そして、

事業承継のXデー当日を迎えましょう。

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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