事業承継において経営者、社長が実行すべきこと

公開日:2015/07/03

更新日:2019/04/15


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継をこれから行う。

その立場にある経営者、社長は、
どのようなことをすると、
事業承継がうまくいくでしょうか?

後継者の代になっても、
継続、成長する事業、経営になるでしょうか?

それには、

  • 後継者を選ぶ
  • 後継者を社内、社外に認知させる。そのために、根回しだってしなければならない。
  • 家族、親族が経営に参加していれば、彼らと後継者の関係を整理する。
  • 株式をどうやって後継者に集中するかも考える必要がある。
  • 相続税、贈与税対策をする。
  • 後継者に仕事の経験を積ませる。
  • 後継者が、経営者として能力を身につける環境や状況を用意する。
  • 後継者に、経営者としての経験を積ませる。

このようなことを考えるでしょう。

事業承継には、数年あるいは、
5年、10年かかると言われます。

先ほどのような内容を、
この間の事業承継の計画に、
落とし込んでいるかもしれません。

これらのことは大切です。
やらなくていい!
なんてことは言いません。

多くの事業承継に関するビジネス書やセミナーでも、
このようなことを解説していますから。

しかし、
大切なことが抜け落ちています。

しかも、それは、
現在、社長、経営者の「あなた」にしか、
実行することができないことです。

それは、、、

事業、経営が継続できるように、
ビジネスの構造、土台を作っておく、

ということです。

さらには、継続するだけでなく、

事業が利益を伸ばし、
会社が成長できるようにしておく、

ことです。

 

後継者の代になったら、
後継者がやりたいようにやればいい、
というのなら、
事業承継をする必要はありません。

後継者が自分で事業を興せばいい話です。

あなたの会社、事業は、事業売却するなり、
M&Aしてしまいましょう。

 

会社、事業を後継者に譲る、
継いでもらう、ということは、

あなたの選んだ後継者が、
「あなた」がここまでにした事業の価値を、
お客様に提供し続ける、

ということです。

そうだとしらですよ、

後継者の代になっても続くよう、
事業の価値をお客様に提供し続けられるように、
今から、あなたの事業を組み立てておく必要がある、
と思いませんか?

将来に期待と希望が持てる事業、経営に、
今から変えていく必要がある、
と思いませんか?

将来に向けた変化を実行しようと考え、
今から実際に取り組むことができるのは、
今、社長、経営者である「あなた」だけです。

それは後継者ではできません。

税金対策や株式のこと、
後継者の育成はもちろん大切です。

それに加えて、
というより、いの一番に、

今の事業、経営について、
期待と希望の持てる将来の姿を描くことを、
社長、経営者の「あなた」が、
おこなうことが必要だと思いませんか?

期待と希望の持てる将来像が描ければ、

  • 後継者の選定、後継者の育成、
  • 後継者に経営者として経験を積ませること、
  • 社内外に後継者を認知させること、
  • 経営に参加している家族との関係調整、

といったことも、
芋づる式に解決に向かいます。

あなたが創業した時、
あなたが社長になった時と、
同じ気持ちに戻ってみてください。

そして、考えてみてください。

この会社、経営、事業を、将来どうしたいのか?

どんな姿を目指したら、
将来に期待と希望が持てるのか?

そして、実現するためには、
今から何をするのか?

そして実際に変わること、
変えることを始めよう、と行動に移しましょう。

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