後継者が学ぶ内容が間違っている

公開日:2015/07/16

更新日:2019/04/15


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継を後継者にするには、
後継者が経営者、社長として
成長していてほしい。

経営者、社長のあなたは、
当然、このように考えるでしょう。

そして、後継者の育成が必要だと考え、
実践しようとするでしょう。

ビジネス書を読ませ、
セミナーを受講させるでしょうね。
連続講座に参加させることもあるでしょう

そうやって、後継者を育てようとしている、
経営者、社長のあなたは、

知りたくないとは思いますが、
その育成方法では、
後継者が育つことは難しいでしょう。

なぜなら、、、

目標・目的がない中での学習だからです。

ちょっと考えてみてください。

経営者が学ぶ対象として、
よく出てくるカテゴリーが、
リーダーシップとかコミュニケーション。

実際に、リーダーシップセミナーや、
コミュニケーション講座などで、
学んでいる後継者も少なくないでしょう。

学んだあとに、
活用できるようになっているでしょうか?

現実には、少しは変わったけれど、、、
程度のことが少なくないと思います。

私も、
いろいろ学び、実践してきたので、
わかるのですが、

普通にビジネス書を読み、
セミナーを受講する。

そうやって学んだことは、
あまり発揮できないのです。

その最大の理由が、
目標・目的がハッキリしていないからです。

 

後継者が、
リーダーシップを学ぶ理由は何でしょうか?

社長として社員をまとめ上げ、
引き連れていくためにリーダーシップが必要だ、
だからでしょうか。

これ、目標のようで、
目標になっていないと思いませんか?

社員をまとめ上げる、というのは、
どのような状態にすることですか?

指示、命令して、
強制的に一定の方向に、
社員、社内を向かわせることですか?

それとも、
社員が少しでも自主的に、
一定の方向に向かうようにすることですか?

どちらも社内をまとめ上げるのですが、
実現する目標の状態が異なるのですから、
やり方は異なります。

目標とする状態、やり方が異なれば、
当然、形作られる社内の状態も、
異なってきます。

学ぼうとしている後継者は、
どちらを目指しているのでしょうか?

 

多くのビジネス書やセミナーは、
この点がハッキリしていない、
と思いませんか?

多くのセミナーや書籍は、
リーダーシップとは何か?
リーダーシップを発揮るすためには?
などとの中身が並ぶだけです。

後継者は、リーダーシップを、
身に付けたいのでしょうか?

それとも、

会社が目指す方向に社員が賛同し、
自ら考え行動するような集団になる、

という社内の状態をつくりだす
社長としての活動、行動をしたいのでしょうか?

後継者が学ぶのは、
例えばリーダーシップという、
あるカテゴリーの知識を身に付けたい、
からではありません。

後継者に、
どんなにリーダーシップを学ばせても、
発揮できない理由がここにあります

 

どこでどうやって学びを発揮し、
どのような状態を作り出すのか、
が自分でわかっていないからです。

この点を明らかにして、
学ぶ必要があります。

リーダーシップそのものを学ぶのではなく、

経営・事業で実現したい状態を作り出すために、
何をどうやって使うのかを学ぶようにしましょう。

「リーダーシップについて真面目に全部学びます」、
ではなく、

実現したい状態を作り出すために、
使える部分を嗅ぎ分けて学ぶ

それ以外はとりあえず捨てる
という学び方が必要だと思います。

例えば、
リーダーシップについて学ぶならば、
どのような状態を作るために学ぶのかを、
目標として最初に明らかにしましょう。

あるいは、

多くの後継者が、
実現したい状態を作り上げるために、
リーダーシップやコミュニケーションなどの
必要なエッセンスを抜き出し、
効果的に組み立てられている講座で学びましょう。

いずれにせよ、
後継者がどのような「状態」に、
経営・事業をしたいのか、
が明らかになっていることです。

これがなければ、
何を学んでも身につくことは難しいです。

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