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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

事業承継をおこなうとき、
主役は誰でしょうか?

事業承継に関わる多くの人、
士業の先生やコンサルタントが言うのは、

「後継者」が主役

だと言います。

本当でしょうか?

私は違うと考えています。

 

運動部の3年生が、
引退する光景を思い浮かべてください。

3年生は引退する。
来年の優勝とか全国出場は、
2年生以下の新チームに任せたぞ、となります。

新チームが練習して、試合に勝って、
優勝とか全国大会出場をするのだから、
主役は当然、新チームのメンバーです。

経営における事業承継も、
3年から新チームに引き継ぐことと同じだ!
ということなのでしょうね。

しかし、
大きな違いがある、
ということに気づいください。

経営そのもの、チームビルディング、
社員の意欲を引き出す方法として、
スポーツの現場でのやり方が、
引き合いに出されることが、
少なくありません。

確かに似ているのですが、
決定的な違いがあると考えています。

そして、この差は、
とてつもなく大きいです。
安易にスポーツでのやり方を、
導入しても難しいと考えています。

その大きな違い。

それは、、、

 

スポーツの場合、
目的、目標がとてもはっきりしている
ということです。

先ほどの3年引退のような場合、
新チームが目指すのは、
優勝、全国大会出場など、
前年のチームがなしえなかったものです。

優勝、全国大会出場という目標は、
とてもハッキリしています。
そしてチームの選手達は、
その実現を目指しています。

だから、
新チームの選手が主役、
しっかりやってくれ、
で、引き継ぐことができてしまいます。

 

これに対して、
経営、事業の場合は、
目的、目標がはっきりしていません。

売上目標はあっても、
どんな事業をどんな形でやっているのか、
どのような経営をおこなっているのか、
という点はボンヤリしています。

この状況で、
後継者に引き継いでも、
目指すものがわからないです。

何をやれば良いのか?
どうやっていけば良いのか?

今現在以上には、
なかなかできないでしょう。

先代の社長は、後継者のやり方に、
やきもきするでしょうし、
口を挟むことも少なくないでしょうね。

事業承継をする時には、
将来に目指している経営、事業の姿、
経営、事業の目的、目標を、
ハッキリしておきましょう

ハッキリしているから、
後継者が主役となって、
引き継ぎ活動をすることができます。

ということは、、、

後継者が主役なだけでなく、
現経営者、現社長は、
引き継がせる将来の姿を明らかにする点で、
伴に主役になる必要があります。
事業承継の主役は、

現経営者、現社長と後継者

それぞれが担っていますよ。

この点を取っ払ってしまい、
事業承継の主役は後継者だ、
などと言って、後継者だけを教育するので、
現実にはうまくいかなくなります。

後継者の代になって、
継続すること、売上を伸ばすことが、
難しくなってしまうのですね。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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