後継者にセミナーを受講させるときに必要なこと

公開日:2015/08/18

更新日:2019/04/15


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回の記事、
後継者を育てられる経営者の行動
では、後継者にビジネス書を勧めたとき、
成果を出すための行動をお伝えしました。

経営者・社長にとっても、
ビジネス書を読んでおくことは、
事業承継を考えると大切なことでした。

今回は、ビジネス書ではなく、
セミナー受講を後継者に勧めたときの
対応についてです。

 

ビジネス書の場合と同様、
セミナー受講を後継者に勧めるだけでなく、
「経営者・社長ご自身も受講する」ことです。

経営者・社長のあなたも受講して、
セミナーの内容・中身を知ることです。

「この歳でセミナー受講なんてできないよ」、
とは考えないでくださいね。

必要なことは、
何歳になっても学び、
実践する必要がありますから。

 

そして、
ビジネス書のときと同じように、
学んだ内容について、
後継者と議論をしてください。

  • どの部分は活用できるのか?
  • どの内容は活用しないのか?
  • 活用するには、どこをどのようにすると成果がでるのか?

 

このようなお話をすると、
「同じセミナーを一緒に受講するなんて!」
と多くの経営者・社長がおっしゃいます。

一緒に受講するのが、
どうも恥ずかしいらしいです。

もし後継者の前で間違えたら、
できなかったら、知らなかったら、
今の経営者・社長の威厳が保てない。
格好が悪い。

そのような考えが、
頭の中を駆け巡るからでしょうね。

後継者と社長が、
一緒のセミナーを受講する。

これって、
そんなに恥ずかしいことだとは、
思わないのですけれど。

何歳になっても、
学ぶことは尊いことです。
学びそれを実践することは、
経営者として必要なことですから。

もし、どうしても、
一緒に受講するのはちょっとね、
と思うのならば、
別々に受講しても構わないと思います。

その場合は、
ぜひ、経営者・社長のあなたが、
先に受講してください。

そして、受講結果を、
あなた自ら実践してください。

そうすれば、
セミナーの中身の良し悪しがわかるので、
後継者に受講を勧めることも、
やりやすくなると思います。

 

どうしても受講の時間が取れないならば、
後継者がセミナー受講後に、
後継者に内容、中身を、
説明してもらってください。

あなたにセミナー内容を説明することになれば、
後継者にとっては、
セミナー受講の復習になります。
あなたは新たにな内容を学ぶ機会になります。

一石二鳥です!

そしてセミナーの内容について議論をしましょう。
議論した結果を、
実際の経営・事業に活かしましょう。

経営者・社長のあなたと、
後継者の間で役割を決めて実践しましょう。

ビジネス書にしろ、
セミナー受講にしろ、
経営者・社長と後継者の間の、
理解内容、認識を揃えることをしましょう。

このことが、
事業承継で、
後継者と経営者・社長の認識を揃え、
実践につながります。

実践を通じた育成になります。
経営の承継が、
上手にできることにつながります。

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