Pocket

blog_furuhata_phote_name From:
事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

経営者・社長のあなたはきっと、
「後継者の育成は経営者・社長がやる」
と思っていますよね。

私も以前はその様に思っていました。

しかし最近は、
少し異なる考え方をしています。

経営者・社長のあなたがいなくても、
あなたがいるのと同じだけの成果が出る状態に、
もし今なっているならば、
あなたは後継者を育成することができるでしょう。

逆に、あなたがいなければ、
全く仕事が回らなくなる状況ならば、
経営者・社長のあなたが、
後継者を育てることは難しいと考えています。

20150826_blog

「経営者・社長が、
後継者を育成することは極めて難しい!」

と今は考えています。

経営者・社長が、
良いとか悪いということではなく、
多くの場合、この状況が現実だと考えています。

 

前回の記事、
営者は後継者に継がせたくない!?

で取り上げた、
元首相 田中角栄氏について、
小沢一郎議員が取材された、
週刊誌新潮の回顧記事。

この中で小沢一郎氏が語っています。

「オヤジのたった一つの欠点と言ってもいいけど、
世間がよく言うのとは反対で、
『苦労人ほど人を作らない』んだよ。

あの人、苦労人だからね。
そして苦労人ほど人使いが下手なの。

小さい時から人に囲まれて育った人のほうが、
ちゃんと人使いをやる。

(中略)

要するに人を育てない、
最終的に人を信用しない。
任せないというのかな。

のし上がるために、
自分で全部何でもやっちゃうからね。」

(週刊新潮
私が仕えたオヤジ「田中角栄」の素顔
小沢一郎(聞き手:鈴木 哲夫)より引用)

多少、表現上、
経営者・社長に合わない部分は、
ありますけれどね。

人の基本の部分は、こんなですよ。
良い悪いということでありません。
これが現実だということです。

 

あなたは全部何でもやってきたと思います。
今は、あなたがいるから、
経営・事業が回ります。
成果が出ています。

もし、人を育て人を使っているなら、
あなたはしばらくいなくても、
支障なく経営も事業も動くでしょう。

このような会社は、
それほどは多くないんですよね。

だから正直に言ってしまいます。

経営者・社長が、
後継者を育成することは、
そもそもできません。
難しいというより、無理なんです。

やればやるほど、
うまくいかなくなり、
ドツボにはまります。

鼻から、自分で後継者を育成しよう、
なんて考えないことです。

経営者・社長が、
後継者育成に時間を割く、
なんてことは極力避けましょう。

 

「でもですよ、降旗先生。
以前の記事の中でも、
後継者に勧めた本は読む必要があるし、
勧めたセミナーは受講した方がいいんですよね」と、
あなたは言うでしょうね。

参照:

後継者育成で成果を手にする経営者の行動
後継者をセミナーで育成するときに必要なこと

ただし、これは、
後継者を育てる要素とは異なり、
経営を承継する意味合いの議論です。

事業・経営の将来を議論は、
後継者の育成に効果はあります。
しかし、育成そのものとは、
意味合いが違うことは、 お分かりいただけますよね。

経営・事業をよりよくし、
将来に向けてより成果を手にするために、
経営・事業について議論するためです。

 

経営者が後継者を育成することは、
難しいのです。

だから、後継者の育成には、
最初から第三者の力を借りた方が、
成果も効率も、育成の質もよくなりますよ。

なんでも自分でやる限り、
小沢一郎氏の回顧記事内の、
オヤジ(田中角栄氏)と同じです。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

【 あわせて読みたい関連記事 】

Pocket