経営者・後継者が目指すべき会社の独裁者とは?

公開日:2015/09/10

更新日:2019/04/16


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

栃木県、茨城県が、
洪水で大変なことになっています。

台風18号が過ぎ去った後なのに、
観測史上、記録的な豪雨なのだとか。

あなたの周囲や関係している先に、
被害が及んでいないことを願うばかりです。

 

さて、、、

 

先日、バスケットボール女子日本代表が、
中国を決勝で破り、
リオ・オリンピック出場を決めました。

国際バスケットボール連盟から、
リーグの改善、協会の是正を求められ、
国際大会の参加停止処分を受けてから、
1年ぐらいだったでしょうか。

先日、制裁が解除され、
その直後の大会で優勝し、出場権を獲得しました。

すごい!おめでとう!

 

制裁の苦境から、よくぞ出場権を獲得した!

ですよね。

この背後に、
日本バスケットボール協会の会長に就任した、
川淵三郎氏の存在があることは、ご存知だと思います。

それほど人気のなかった、
日本サッカーリーグをプロ化、
Jリーグをここまでの盛況に導き、
日本のサッカーの底上げを図った人です。

バスケットボール女子日本代表が、
オリンピック出場権を獲得したことを知り、
涙を流す川淵氏の姿は、カッコ良かったです。

「会社が潰れる」と
泣き言を口にする社長とは大違いです。
参照:経営者・後継者が表に出してはいけないもの

川淵三郎氏の密着取材を、
TV番組(TBS系「情熱大陸」)でやっていました。

川淵氏は、その豪腕から、
時に「独裁者」と評されることもあります。

番組内でも、
そのことを川淵氏自身が語っていました。

「リーダーは独裁者で良い。

私利私欲を捨て、
理念に生きなければ、
独裁者になる資格はない」と

この「独裁者」が、
日本女子バスケットボールの、
五輪出場権獲得を喜び、涙する姿は、
「カッコ良い」以外の何物でもないと思います。

 

あなたの会社、事業におけるリーダーは、
経営者・社長、そして後継者でしょう。

多くの中小企業では、
経営者・社長、後継者のワンマン経営
と言われていることも少なくないと思います。

経営者・社長、後継者が、
「独裁者」のように君臨している状況です。

社員から、
ワンマンだとか、
独裁者だとか、
社長はやりたい放題だ
と言われる会社には特徴があります。

正直に言いますね。

あまりうまくいっていないことが、
少なくありません。

売上が芳しくない。
当然、利益が芳しくない。

表面上は売上が上がっていても、

  •  社員の出入りが激しいとか、
  •  社員が目標必達で尻を叩かれまくって疲れ切っている、
  •  あっちもこっちもなんとかしろ!と社内は混乱している、

なんて状況になっています。

理由は、

経営者・社長、後継者が、
私利私欲を捨てずにいる独裁者だからです。
私利私欲のない理念を持つ独裁者ではないからです。

先ほど例に引いた
「会社が潰れる」と叫ぶ社長も同類です。

だから、涙を見せられた役職者は、
ドン引きしちゃいました。

一方、川淵氏のあの涙は、
好感をもって、
多くの人に受け入れられたと思います。

あなたもあのシーンを見れば、
ちょっと目頭が熱くなると思います。

この受け入れられ方の差が、
川淵氏の言う、
「私利私欲を捨て、理念に生きる」ことの有無の差
だと思います。

誤解がないように言いますけれど、、、

私利私欲がいけないわけじゃありません。
私利私欲は持ってください。

ただし、
私利私欲、それだけでいると、
うまくいかないし、受け入れられない
ということだと覚えておいてくださいね。

成功を手にし受け入れられるには、
私利私欲を捨てた理念があり、
心からその実現を目指している、
ということです。

これがわかり実践できるか、
わかっても実践せずにいるか、
まったくわからないか。

これが結果に、
大きな差をもたらしていると考えています。

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