社長のやる気が大前提だとわかっていますか?

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

いろいろ手を打ってみても、
なぜ社員のやる気は出てこないのでしょうか?

ハッキリ言いますね。

社員のやる気を引き出すためには、

その前提として、
「社長のやる気、意欲」が必要です。

社長にやる気がないのなら、
そんな社長は辞めた方が良いです。

やる気がない社長に率いられた会社。
悲劇です。じり貧は確実です。働く社員がかわいそうです。

社長と経営陣には、
「よし、みんな!力を合わせてやるぞ!」
という気迫や熱意が必要です。

キックオフのミーティングで、
捻り鉢巻きで、握り拳を突き上げて、
「がんばるぞーっ!」とシュプレヒコールをあげろ、
とは言いません。

そんなことやっても、
大した成果にはつながりませんから。

場合によると、社員がどっちらけ!
なんてことになりかねません。

そうではなくて、
心の中でフツフツと燃えたぎるような、
そんなやる気、情熱、意欲が必要です。

表向きの格好じゃないってことです。

社長や経営陣は、いろいろな場面で、
社員に会社の方針や施策を伝えることになります。

その時、やる気と熱意がある社長が語ると、
言葉の節々、身振り手振り、
こんなところにやる気と熱意が自然に現れます。

やる気、熱意、情熱があると、
淡々と説明するとか、原稿を読み上げる、
なんてことはできないでしょう。

話しているうちに、気分が高揚してくるはずですし、
自分の思い、考えを伝えたい!
と強く思うはずですから。

社員は、この様なことを敏感に感じ取ります。
そう、すぐ判っちゃいます。

社長や経営者にやる気や熱意がないとわかると、
社員はシラけます。腰が引けてしまいます。

「社長がやる気がないのに、
なんで俺達ががんばらなきゃいけないの?
なんで必死にならなきゃいけないの?
おかしいじゃん。」
と馬鹿らしくなってくるものです。

だから、
「社長の事業に対するやる気、意欲、熱意、情熱」は必要です。

しかし、、、

「社長のやる気」があったからといって社員のやる気が出るか、
というと、そんなことにはなりません。

社員のやる気とは、そんな簡単なことではないのです。

社長がやる気と意欲と情熱、熱意をもって、
会社の方針や戦略、施策や目標を語っても、
「社長もああ言っているし、まぁ、がんばるか」
ぐらいが社員の感情です。

「よっしゃ!一丁やったろか!」とはなりません。
(こんな言い方でなくても良いのですけどね)

「社長のやる気」は、
「社員のやる気」を引き出す必要条件ですが、
十分条件にはなりません。

似たような社長の方策として、

「夢を語り、体験を語り、一緒に行動し、
意見をし、知識を教え、
相手に任せ、相手に感動を与える。
それによって、社員のやる気をひき出す」

という方法も推奨されるようです。

しかし、この場合は、
「社長のやる気」と
前投稿の「褒めても社員のやる気が出ない原因」の複合理由で、
やはり、社員のやる気は思うように引き出せないものです。

社長がやる気と意欲と熱意、情熱を持ったとして、
じゃぁ、一体どうすればよいのでしょうか?

それは、次の
社員のやる気を引き出すコツ につづきます。

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