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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

『経営戦略』、『経営計画』について、
経営者・社長、後継者のあなたは、
社員にどのような内容を話したでしょうか?

話した内容は、
社員に伝わっているでしょうか?
社員は覚えているでしょうか?

あなたの自信の程は・・・?
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経営戦略、経営計画を活かす社員への伝え方」のなかで、

経営者が社員に伝えたい、
  『経営戦略』、『経営計画』の中身が、
  社員に伝わっていない、理解されていない

というお話をしました。
伝わっていない、理解されていないから、
『経営戦略』、『経営計画』が、
業務における行動、実行にならず、成果・結果に結びつかないのですね。

伝える、理解してもらうためには、
伝える内容が、
・単純明快
・具体的
が重要であることを示して、前回の記事は終えていました。

ということで、
今回は、「単純明快」について考えてみましょう。

 

「単純明快ということは、
・誰にでもわかる易しい言葉と表現で
・簡潔な表現で
・会社全体に関する内容にして
ってことじゃないの?」
とおっしゃる経営者・社長、後継者の方は少なくありません。

その意識は大切です。
しかし、それでも伝わらないものは伝わりません。

なぜでしょうか???

「易しい言葉」、「献血な表現」といっことに焦点を当てていると、
見落としてしまうことがあります。

それは、

『経営戦略』、『経営計画』として伝える中身・内容

 

です。

伝えたい『経営戦略』や『経営計画』、『経営状況』の
本質を突いた的確な内容であることが重要と考えています。

例えば、
会社状況の原因説明として、
・景気が悪く、受注が減った。
・新規顧客の獲得ができなかった。

『経営計画』の説明として、
・営業活動を強化する。
・顧客満足度を高めるように顧客対応を強化する。

この様な内容を伝えていること、実は結構多いです。
あなたの場合はどうでしょうか?

この様な説明をしているあなたは、
これからどこを目指そうとしているでしょうか?

何を基準に、どこを目指して、
・営業活動を強化するのでしょうか?
・顧客満足度を高め、顧客対応を強化するのでしょうか?
・受注の減少の改善に取り組むのでしょうか?

この「どこを目指し、何を基準にするのか」が、
伝えられていない、触れられていないことがとても多いので、
社員に伝わらないし、社員は理解しないと考えています。

社員に伝え、理解して、行動につなげるためには、
「どこを目指し、何を基準にするのか」が明らかになることです。

例えば、、、
アプリケーション・パッケージを提供しているIT系企業の場合、

  • 自社パッケージを所有し、お客様に導入・提供するパッケージベンダーとしての道を進むのか?
  • 他社のパッケージも積極的に扱い、ソリューションを提供する道を進むのか?
  • ソリューションを提供する際、自社パッケージを所有するのか、自社パッケージは所有しないのか?
  • ゼロから設計して開発することもおこなうシステムインテグレーションを提供するのか?

どれにするのか、どれとどれを組み合わせるのか、
ということを明らかにして、社員に話をします。

「自社パッケージを所有し、お客様に導入・提供する」と示すと、
社員は、どういう姿を目指すのか、イメージできますね。

  • パッケージとしての程度はどうなのか?
  • パッケージを販売するには、どうしたらよいのか?
  • パッケージの良さをどうやってお客様に示したらよいのか?
  • パッケージとしての特徴を活かせる導入方法は?
  • パッケージ導入後のサポートは、何をしたらお客様が喜ぶのか?

などなどを社員は考え、実行して結果を出すことになります。

社内に伝えなければならないこと、
社内に理解されなければならないこと、

それは、「どこを目指し、何を基準にするのか」という、
『経営戦略』、『経営計画』および施策の『核』となる部分です。

『核』が明らかになったところで、
単純明快で解りやすい平易な表現にすることを考えればよいのです。

『核』がはっきりしていないところで、
どんなに簡潔、平易な表現をして単純明快にしても、
社員には伝わらないし、いつまでたってもわからないものですよ。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

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