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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

経営者・社長、後継者のあなたが、
これからの会社の将来像を
社員に語ることがありますよね。

あなたは「よし!がんばるぞ!」と
思っているでしょうし、
当然、熱意を込めて語りかけているでしょう。

内容だって、悪くはない。

しかし・・・

どうも社員の反応が良くない。
「よし!やるぞ!」という感じが伝わってこない。
社員のやる気が感じられない。

こんな状況ではないでしょうか。

なぜ社員のやる気は出てこないのか、ご存じですか?

社員のやる気が出ない原因がわかっていないと、
どんなに素晴らしい将来像を描いても、
社員はだれもやる気なんかを出さないでしょう。

今回は、社員がやる気を出せない原因のひとつをお伝しますね。

経営者・社長、後継者のあなたが、
会社・事業の将来の姿を語るときには、どのような内容を伝えているでしょうか?

こんな素晴らしい状況になる。
こんなにお客様から喜ばれ、支持される。
こんなに素晴らしく良い状況になる。

そうですね。
どんな将来像になるのか。
そのために、新たにどんなことをやるのか。
この様な内容を伝えているでしょう。

実はここに、社員のやる気が出ない原因のひとつがあります。

社員は、みな現業を抱えています。
今すでに、目の前に取り掛かり、対応すべき業務を抱えています。

この様な状況で、「これからこんな将来を目指す」と言われると、
社員はどのように感じるか、どのようなことを思うのか、
考えてみたことがあるでしょうか?

いくつか感じ方、思うことがあると思います。
その中で、やる気を引き出すことにつながらない思い、感じ方は、次のようなことです。

社員の私が今、現在やっている業務は、
経営者・社長、後継者が語る将来像の実現につながるのだろうか?
それとも、とりあえず行うことがらで、実際にはあまり影響がないことなのだろうか?

社員の私がやっている業務は、会社の将来に役立っているのだろうか?

この点がハッキリせず、よくわからないので、

・社員の中に、将来像の実現イメージが沸かず、意欲がちっともわきません。
・このまま現業務に携わると、自分に将来はあるのか、と不安に感じます。
・現在の業務はそのままやっていれば良いのか。
それとも改善をした方が良いのかわからずに悩むのです。

将来像を語るとき、新しいことに焦点が当たりがちです。
しかし、よく考えてみて下さい。

社員は皆、現業に対応しなければなりません。
具体的に目の前に見えている業務は現業だからです。
経営者・社長、後継者が語る、ぼんやりした将来像では、
今からやる仕事、明日やる仕事が一向に思い描けないのです。

経営者・社長、後継者のあなたにしても、
新しいことに取り組み、その成果が出るまでは、
現業で稼いでもらう必要があることはわかっているでしょう。
現業で成果が出ているから、将来像の実現に取り組むこともできるのです。

将来の夢ばかりを語る。
将来の姿ばかりで、今、明日、目前どうするかを言及しないから、
社員は不安に感じてしまうのです。

将来像を語るときには、
現在の業務を、将来像の中に明確に位置づける必要があります。
現在の業務が、将来像の実現にどの様にプラスになるのか、伝える必要があります。
現在の業務で改善が必要な部分はどこで、どの様に手を打つのかを示す必要があります。

社員が取り組んでいる現業務は、とても重要だと伝えて下さい。
現業務が将来像の実現に欠かせない、役に立つと明示して下さい。
現業務を伸ばすから、将来像の実現につながると位置づけて下さい。

だからこそ、現業に取り組み、成果を出し続けること、
現業での成果を増すことが必須だと伝えて下さい。

現業でしっかり成果を出し続けるよう、
今まで以上に熱心に取り組んでほしい!と依頼して下さい。

今の仕事がこれからも役に立つ。そしてこれからも必要。
これが伝われば、社員のやる気を眠りからさます準備ができたと言えます。

あとは、あなたの伝え方で、社員のやる気を引き出してください。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

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