社員がやる気を出す方法とは?

公開日:2013/10/05

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員がもっとやる気をだしたら、
もっと売上アップするのに!

社員には、
もっとやる気を出すようになって、
仕事をしてもらいたい!

社員が指示待ちで困る!
もっと自分から行動してほしいのに、、、

この様に考える経営者の方は、
少なくありません。

 

何も変わらず悩みは消えない!

これらの悩みを解消するために、
コンサルタントが進める方法、
ビジネス書に書かれた方法をやってみますよね。

例えば、

  • 経営計画、今期の計画を社員に説明する機会を設けます。
  • 社員各人の業務目標を設定し、人事考課と関連付けます。
  • 経営幹部や上司が、社員とコミュニケーションをとるように気を配ります。
  • 誕生日会やレジャーなど、社内でイベント開催して、社員間の関係、上司と部下の関係をよりよくすることをしています。

私も、以前、役員をやっていたとき、
社員のやる気が見られてなく悩んでいました。

その時に、社員のやる気を出すために、
このような方法をいろいろやってみましたよ。

実行した結果、
社員がやる気を出すようになったかというと、、、

  • 説明会に社員は参加しても、質問がありません。
  • 説明会終了と同時に、社員はクモの子を散らすように、さーっといなくなります。
  • 説明を聴いていても眠そう、関心があるようには見えません。
  • 説明会や目標設定をしても、、社員の行動は今までと同じ。変化は現れません。
  • 社員同士の仲は良くなっても、それが業務の結果に表れているようには見えません。

いろいろな方法をやってみても、
社員が仕事へのやる気を出すことも感じられず、
状況は実施前と変わりませんでした。

現実には、
一般に言われるやる気を出す方法をやってみても、
経営者のあなたの悩みは一向に解決しません。

逆に、これらの方法を実施しても、
やる気を出すことにならず、
一向に状況が変わらないので、
経営者のあなたの悩みは増すばかりです。

 

モチベーションアップはやさしい?

社員がやる気を出すようになり、
社員のモチベーションがアップするためには、
どうすればよいのでしょうか?

やる気、モチベーションは、
動機づけを意味し、
動機づけされた状態を指しています。

詳しくは、以下の投稿を参照してくださいね。
参照:経営者のあなたが求めるモチベーション

ということは、、、

社員が動機づけされる方法があれば、
やる気を出すことになります。

モチベーションアップすることは
方法さえわかれば、やさしいのですね。

では、、、
どのような方法が、
社員を動機づけするでしょうか?
社員に動機づけを与えるでしょうか?

おわかりになりますか?

 

動機づけの2つの方法

社員が動機づけされるのは、
大きく2つの観点と方法で、
考えることができますよ。

ひとつは、
自分自身にプラスに働くことだと認識できることです。

自分自身にもたらされるプラスに魅力を感じ、
社員は動機づけされます。

自分に関係するプラスを手に入れるため、
社員は関係しよう、実行しようとします。

自分のプラスになる。

これが動機づけの一つ目の観点であり、
これがわかる方法を実行すればよいのですね。

もうひとつの観点は、
誰かの役に立つことで、
それが社会からも認められ、評価されることだから
動機づけされます。

誰かの役に立つ、
評価されることだとわかり、
自から評価されることに関係しようと、
動機づけされるのですね。

社員のやる気を出す、
モチベーションアップするには、
仕事に携わることの二つの観点からの価値を、
社員自身が知り、認めることです。

 

自分のプラスになることを知る方法

今、携わっている仕事をすることで、
自分の将来に良い影響がある。

これを社員が理解するためには、
仕事における社員の将来の希望、
キャリアへの希望、
を経営側が判っている必要があります。

判っているから、
今の仕事を社員自身の将来と関連づけて、
必要性、意味合いを伝えることができます。

社員から聴きだした内容を実現するために、
今携わっている仕事が、
どのように役に立つのか?
どのようにプラスに働くのか?

この仕事の次に、
どのようなことを目指すと、
社員の将来につながるのか。

このようなことを、
社員にわかるように、
あなたが伝え、社員と議論をするのです。

 

役立つことへの動機づけ方法

心のどこかで、
人は誰かの役に立ちたいと思っています。

役に立つことは、
自分の存在が認められること、
自分の存在価値がわかること、
だからです。

社員が携わっている仕事、
事業によって実現する世界や状況が、
社会にとって必要なもので、
社会の役に立つものだ。

このことを社員がわかると、
社員の気持ちはどうなるでしょうか?

その事業の実現に、
自分が関わりたいと、
少なからず思うようになります。

これは、
事業が実現する姿に社員が共感し、
実現が必要だ、実現したい、
と事業の遂行に賛同している状況です。

ということは、、、

事業の理念、将来像を語ったときに、
社員が共感し、賛同できることが、
重要になります。

社員自身のこれからについて、
コミュニケーションをしている。

事業の理念、将来像が、
社員が共感し賛同する中身になっている。

仕事に対して社員を動機付ける方法は、
この2点がそろえることです。

それによって、
社員がやる気を出すようになりますよ。

もし、今、
モチベーションアップのために、
いろいろ施策を打っても、
社員がやる気を出さないとしたら。

それは、この2つの観点について、
実施している方法が、
まだ充分ではないからです。
工夫の余地が残っているからですよ。

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