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20160519
blog_furuhata_phote_name From:事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士 降旗 利弥

本日の内容は

業界・業種の経験は役立たない

です。

随分と以前、仕事を依頼したいとのことで、
先方の社長とお会いしたときのことです。

一通り話を終えたあとで、

「ところで、うちと同じ業界での経験をおもちですか」

と尋ねられました。

かなり特別な業界・業種の会社だったので、
残念ながら経験はありませんでした。

そのことをお伝えすると、

「あぁ、そうですか」

と少し落胆した様子が、社長には見受けられました。

その時は、この会社のお仕事をすることにはなりませんでした。

その後もこの社長さんと、何度か会合の席などでお会いしましたが、
未だに当時の状況を変えられずに、悶々としていると愚痴をこぼされました。

「業界・業種での経験」を問われることは少なくありません。

業界・業種の経験があったほうが話が早い!
ということはあるでしょう。

しかし、このことに執着すると、
成果を手にする機会をみすみす逃してしまいます。

そもそもですけれど、、、

どの業界・業種で仕事をした、
ということは、実際にはそれほど重要ではありません。

業界・業種での経験があると、
業界・業種のことはよく知っているからと
今までの経験を業界標準のように考え、
そこに合わせよう
とします。

業界・業種に特化した
コンサルタントにありがちです。

その知識はあったほうが良いですが、
知識があるというだけのことです。

その知識を活用していろいろに取り組んでも、
業界のよくある状態に到達するだけです。

会社ごとの考え方があるので、
業界の一般的状態が適しているとも限りません。

経験として問われることは、

  • どのような問題・課題を
  • どのような視点を用いて
  • どのような方法で

解決・解消したのか、ということです。

視点と方法は、
業界・業種の影響は受けにくいです。

それでいて、根本、基本の部分なので、
どこにでも活用できます。

この中身を基本にして、
会社に適した形に、変形して使うこともできます。

 

「業界・業種の経験」を確かめるのではなく、

視点・考え方・方法の部分の経験
確かめるほうが有効です。

これを尋ねる人。
少ないですよ。
というより、ほとんどいません。

「業界・業種の経験」を尋ねる人ばかりです。

だから、うまくいきません。
いつまでたっても、
人の力を活用することができません。

TVのニュースや情報番組で、
業界・業種の中で、
目立った成果を出した事例が紹介されることがあります。

あるデパートの地下の改装で、
注目された例がありましたが、
それを指揮した人は、
初めて売り場の改装をやった人だったとか。

業界・業種の経験があると、
異なる視点で目の前の事象を見ることが、
できなくなります。

業界・業種の視点ばかりにとらわれます。

やってもやっても、
他と同じ状態にしかなりません。
目先の問題を解決できても、
結局、同じ課題を抱える羽目に陥ります。

私の言っていることが、お分かりになりますよね。

視点を変えて、対象を見ることができる。

これには業種・業界の経験ではなく、
物事の見方、そもそもの視点がものを言うのですから。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

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降旗_筆サイン

 

 

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