コミュニケーションのポイント

公開日:2016/06/10

更新日:2019/04/23


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

本日の内容は、
コミュニケーションは苦しいもの です。

経営者・社長のあなたは、
役員や社員の話を聞く機会があると思います。

このような場を
意図して設けている方もいらっしゃるでしょう。

役員や社員の話を、
最後まで聞くことができているでしょうか?

コミュニケーションの一つのポイントが、
相手の話を最後まで聴くことです。

「それはできているよ。
私は相手の話をよく聞く方だから」
とあなたは答えるかもしれません。

素晴らしい!

そうなのですけれど、
もう一度、じっくり考えてみてくださいね。

相手の話を途中で遮り割って入って、
あなたの考えを述べたことありませんか?

相手の話を
「それはこういうことだよね」
と途中でまとめてしまったことがありませんか?

あなたが違う話を持ち出して、
相手の話の腰を折ったことがありませんか?

「相手の話を聴く」とは、

  • 相手の話の中身を理解する、わかる、ということです。
  • 話の中のわからないことは質問し、明らかにすることです。
  • 相手の話の中に、同意できる点を見つけ出し、話の中身を深めることです。

これ「言うは易く行うは難し」です。
わかっていても、なかなかできません。

我慢できずに相手の話を遮り、
自分のしたい話に代えてしまいます。

相手の話が回りくどい。
なんの話かよくわからない。
どこが自分に関係するのかよくわからない。
自分にも話したいことがある。

これが現実だからです。

相手の話を聴くより、
自分の話をする方が心地良いからです。

あなたにも心当たりがあると思います。

相手の話を聴くには、
とてつもない忍耐が必要です。

相手の話を聞き続ける、
相手の話を分かろとするために、
ひたすら我慢しなければなりません。

正直に言うと、
この忍耐と我慢ができませんよね。

途中で口を挟んでしまいます。
遮ってしまいます。

自分が話すことにうずうずしちゃうので、
相手の話を早く終わりにして、自分の話をしたくなりますから。

相手の話を聴く。

できているようで、実際にはほとんどできていません。

できていると思っているのは、
か・ん・ち・が・い
勘違いです

相手の話を聴くことは「心が痛くなる」ことです。

聴くという忍耐だけでなく、
自分が話したい気持ちを我慢するからです。

相手の話を聴くときに、
心が痛くならない人は、

聴いているつもりでいる勘違いの人

あるいは、

忍耐と我慢の苦悩をすでに乗り越えた人

のどちらかです。

あなたはどちらでしょうか?

正直に言うと、私自身、
相手の話を聞いているとき、
心が痛くなること
心が苦しくなること
は少なくありません。

そんなときは、
ひたすら「我慢。今は我慢だ」と
心の中で繰り返しています。

「苦しいけれど、これは必要な苦しさなんだ」
と言い聞かせていますよ。

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