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20160623

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From:事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士 降旗 利弥

本日の内容は

人の採用を真剣に考える

です。

「そんなこと、よくわかっている」
とあなたはおっしゃるかもしれませんが、
現実はグズグズの場合が少なくありません。

ある通販会社の社長と役員から、
社員について相談された時のことです。

40代の情報システム部門の社員。

システムに関する能力が高くなく、仕事は遅いし、
自分から率先して何かをやるわけではない。

悪いこと、法に触れることをしているわけではないが、
素行はあまり良いわけではないようだ。
他の社員からの評判があまり良くない。

採用条件で結構な給料を払っているので、
それもどうなのかと思う。
なんとかならないだろうか?

というのです。

採用の経緯を尋ねました。

この会社のシステムを構築し、
仕切っていた社員(役職者だったとか)が、
急遽、退職を申し出たそうです。

退職1か月前告知で、
溜まった有給休暇を消化することになり、
告知からほとんど出社することなく退職。

他にシステム部員もおらず、
引き継ぎもできなかったとのこと。

そこで急遽、システム関連の採用を行い、

すぐに人員の補充が必要と考え、
なにはともあれ、よくわからなかったが、
社長と役員がその人の採用をOKしたとのこと。

今になって、使えない、能力は疑問。
だからなんとかならないかと。

なんとも「虫の良い」話だと、あなたは思いませんか?

ここには問題点がたくさん転がっています。

役職者をすんなり退職させたこと。

この時点で、経営者失格だと思いませんか?

退職日を伸ばすことや、有給休暇の消化について、
なにひとつ交渉することなく、
告知一か月後に有休消化で退職です。

引き継ぎをしないことを含め、
経営者としてあまりに安易な対応です。

それ以前に、
システムの専門家が一人しかいない状況で、
告知されるまで全く気づかなかったこと。

これもまた経営者失格ですね。

システムの要員がゼロはまずいとはいえ、

とりあえず、よくわからないけど採用した

などと言い放つ時点で、さらに経営者失格です。

百歩譲って、
とりあえずわからずに採用せざるおえなかったなら、

今、能力に疑問があり、
作業が遅く、素行に問題があり、
社員からの評判が悪くとも、

それは経営者・社長は受け入れる必要があります。

社員として採用することは、
社員が自ら辞めない限り、
通常は退職させることができません。

よくわからずにその人を採用したことは、
将来に禍根を残すことをわかっていたはずですよね。

人を採用することは、
あなたの会社の近い将来に、
大きな影響を及ぼすことです。

真剣に考えていれば、

仕方がないとか、
とりあえずとか、
すぐに必要だから、

のような理由で、
安易に採用を決めることはできません。

あなたの会社の財務諸表を見てみてくださいね。

費用の多くを占めているのは、
人・社員に関するものです。

それを考えたら、
とりあえず採用とか、
仕方がないから採用、
などというわけにはいかないでしょう。

「辞める」と社員から突然言われて、
焦るような状況にならないように、
日頃からやることはわかりますよね。

人を採用する。
社員を活かす。

このことに、もっと真剣になりましょうよ。

あなたの経営に影響を及ぼす、
大きな課題のひとつでなのですから。

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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