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20160728
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From:事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士 降旗 利弥

本日の内容は

基礎がわかるから応用できる

です。

あなたは家庭教師をやったことがありますか?

私は学生時代に、
数人の受験生の家庭教師をやりました。

そのなかのある高校三年生。
教えるようになって、まだ数回もたっていないときの事。

訪問するとすぐに、彼が試験問題を持ってきました。
最近あった実力試験の結果が出たそうです。

予想どおり、結果はあまり良くありません。
間違った問題をどうやって解くのか教えて欲しいというのです。

その日は他の内容を準備していたのですが、
試験の問題を解く事に。

「この考え方を教わったでしょ。
そこで、この公式を教わったよね。」

解法の説明を始めると、彼が怪訝な顔をします。

「ちょっと待ってね。この公式はわかるかなぁ?」

「それはちょっと、、、」

「覚えていないのかな?

(彼がうなずくのを見て)

そうか。じゃぁ、この考え方って覚えている?」

彼は目が泳いでいます。

「ちょっと待って。この考え方がわからないのかな?」

力なく頷く彼。

「そうかぁ。じゃぁさ、
もしかしてこの考え方の元になっている◯◯の公式はわかる?」

彼の目は点。

「そういうことね。
ちょっと教科書を出して、◯◯の項目のページを開いて」

彼は教科書のページをあっちへ行ったりこっちへ戻ったり。
◯◯の項目のページにたどり着きません。

「えっとね。◯◯の事を勉強したのは覚えている?」

彼の目は泳いでいます。

「そうかぁ。試験の問題を解く以前に、
◯◯の復習からしたほうがいいよねぇ。」

結局その日は、テストの問題を解く事にもならず、
◯◯の部分について、教科書の勉強から始めました。

でですね、該当する問題の解法には、
数週間後にやっとたどり着きました。

「基礎からやればいいのに!」とあなたは思ったでしょうね。

そうなんですよね。

目先の応用問題を解く事は大事ですが、
それは基礎がわかっていることが前提の話です。

基礎がわからずに応用問題を解く、
解法を勉強する事は、一見、わかったような気になるだけです。

その試験問題の解法を知ったとしても、
他の問題が解けるわけではありませんから。

学生時代にあなたも散々経験したはずですよね。
当たり前のことですよね。

予備校で受験対策をするときも、いきなり試験問題を解きませんよね。

最初に基礎をやって、練習問題解いて、
それから実際の試験に出るような応用問題を解きますよね。

当たり前のことなのに実際にはやらないから、
いつまで経っても基礎がわからず、応用問題がちっとも解けません。

しかし、、、

経営・事業運営に関しては、こんな事をスッカリ忘れています。

目先の事象をなんとかする事、
手法や手段、テクニックの習得に注力し、一所懸命になっています。

事業の内容、構造、価値を明らかにせずに、
ウェブでの見せ方やサイトのデザインや作り、機能や方法に注力しています。

事業の基礎をスッカリ忘れています。

それで「うまくいかない!どうしてだ!」と考えています。

うまくいくはずありませんよね。

そろそろ気づいてくださいね。

目先の事象に対応する手段を手に入れる事は、否定はしませんよ。

ただし、それ以前に、
基礎に当たる事業の中身、構造、価値について、
もっと明らかにしましょう。

この点が明らかになると、
目先の事象が実は課題ではないかもしれません。

実施する手段は、別の事柄、流行っていないことのほうが、
適しているかもしれません。

テクニック、手段として流行っていることが、
あなたの事業に適していないかもしれません。

基礎を知り身につけることに戻りましょう。

基礎を知り身につけていなければ、
どんなに時間を割いても、
結局、問題・課題を解くことができませんから。

私が言っていること、
あなたはおわかりになりますよね。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

 

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