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20160729
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From:事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士 降旗 利弥

本日の内容は

百分率での比較は
誤解を生みやすいから危険

です。

関東地方も梅雨が明けたようです。
今日はもう真夏の日差しです。

そういえば、
関東地方は渇水が一時期、話題になりました。

関東の水瓶がある利根川水系に
今年は梅雨の時期にあまり雨が降りませんでした。

それで貯水量が激減していると、
ニュースがなんども取り上げました。

もうすでに10%の取水制限で、
このままでは真夏には20%の取水制限、
さらには時間断水もあるかも、なんてことが言われていました。

梅雨明けの天気予報と併せて、
ある番組で利根川水系の貯水量を取り上げていました。

利根川水系には、たくさんのダムがあります。

半数近いダムの貯水量は90%以上になったと、
画面で説明していました。

「渇水なんて騒いだけれど、
貯水量はなんとかなりそうじゃないか」
とあなたは思いますよね。

ざ・ん・ね・ん・で・し・た!!!

関東地方は、まだまだ渇水対策が必要です。

なぜなら、、、

貯水量が90%以上のダムと、
その他の50%に満たないダムでは、
それぞれのダムの貯水量が全く異なるからです。

90%の貯水量のダムは、
そもそもの満水の量がすくない小さなダムばかりです。

一方、貯水量が50%に満たないダムは、
八木沢ダムなど、もとの貯水量がとてつもなく大きなダムばかり。

利根川水系全体の貯水量から、
現在の貯水量を表すと、50%を超える程度でした。

このままだと、
やはり渇水状態になる可能性が、とても高いというのですね。

百分率はわかりやすいようでいて、
ダムの貯水量のように錯覚を起こしやすいです。

百分率での比較は簡単ですが、
誤解、間違った解釈を導き出しやすいです。

各ダムの貯水率は、
私たちにとってあまり重要ではありません。

水の心配をするならば、
利根川水系全体でどのくらいの貯水率なのか、
が重要なのですから。

あるいは、百分率より、
実際の貯水量と現在の貯水量の数字、

リットルとか立方メートルとかで示された方が、
間違いは起きないでしょう。

簡単だから、
わかりやすいからと、
安易に百分率をつかっちゃ、判断がずれますよ。

にもかかわらず、
経営・事業では百分率を多用します。

そもそもの母数、
ダムのように規模が異なるのに、
単純に百分率でよかった、悪かったと評価しています。

比較評価は大事ですが、
そもそもの実数字をまず見てください

実数字の大小を最初に見てください

その上で、
さらに突っ込んだ比較、評価をするために、
百分率を使ってくださいね。

最初から百分率で比較したらアウトですよ。

私が言っていること、
あなたはおわかりになりますよね。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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