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20160824
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From:事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士 降旗 利弥

本日は、

なんとかなるからいいってもんじゃない

です。

以前、システムに関連する、
あるプロジェクトに関わっていた時の話。

このプロジェクトは、複数の外部システム関連業者を使って進める必要がありました。

プロジェクトの責任者は、プロジェクトをおこなう会社の役職者。

ただ、この方、結構忙しい。
このプロジェクトだけに関わっているわけにもいかない。

部下がいるのですが、いかんせん、経験が少ない。

部下本人も、全体を見渡して、
必要な作業を洗い出し、それを実行することに不安を感じています。

プロジェクトの全体会議でのこと。

「それぞれが担当する領域は、それは進めてもらえるけれど、
全体を見て進捗をコントロールしたり、
調整が必要な作業を洗い出したりという点は、
今、やる人がいないと思うのですが。」

と部下の方が発言しました。

「うーん、それは、うちでやるしかないでしょ!」と上司の役職者の方。

「そうなのですが、全体をもれなく見られるかどうかその点は心配です」と部下の方。

「相談していただければ、お手伝いをしますよ」と私が助け舟をだしました。

私は以前から、同じようなことで、
プロジェクトマネジャーをやってきた経験があったからです。

その知見を部下の方が使えば、
かなりの精度で、プロジェクト全体を見ることができるからです。

「そうだねぇ。まぁ、なんとかなるでしょ。まぁ、やってみてよ」と上司の方。

その場の会議は、それで終了になりました。

確かに、なんとかなるとは思います。

というより、現実には、つじつまを合わせて、なんとかしますから。
適切かどうかは別にして、なんとかはするものです。

ただし、その時の状態は、あまり心地の良い状況とは言えません。

バタバタですし、ぐちゃぐちゃですし、
なんとか被害を最小限にした、というだけのことです。

事前に手を打っていれば、
こんなことにはならないことばかり。
起きたとしても、二割程度で済んだことばかりです。

「どんなに事前にやっておいても、
漏れとかトラブルはあるものだから。

 それになんとかなるなら、
まぁ、やってみてなんとかすればいいんじゃないの」

と上司の方は考えていたそうです。

そうなのですが、事前に用意していれば、
バタバタ、ぐちゃぐちゃにならないですし、被害は本当に少なくて済みます。

対応内容も、もっと良い形でできるものです。

準備をしておいて損はありません。

だから、使えるものは使った方が良いです。
相談して手に入るなら、それは力を借りた方がいいです。

部下に経験をさせるにしても、
なにも失敗しやすい状況で経験を積ませる必要はありません。

わかっているのなら、転ばぬ先の杖はあった方がいいです。

いざとなったら、なんとかすることは必要ですが、

なんとかする前に、事前に準備をして、なんとかするを最小限にすることが、
必要だと思いますよ。

私が言っていること、あなたはおわかりになりますよね。

ちなみにこのプロジェクト。

部下の方の会社が行うことに、大量の漏れが発生しました。

なんとかしましたよ。
なんとかしましたけれど、
当初の予定とは、異なる部分が多数、出てきました。

そのフォローに、さらに時間と費用と手間がかかりました。

なんとかなりましたけれど、無駄がかなり多かったです。

「なんとかなるから」などと言わず、
最初に手を打っておけば、
もっとスムーズにプロジェクトは終わったのですが。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

ウィズスマイル
降旗_筆サイン

 

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