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こんにちは。

売り上げとモチベーションを一度にアップする専門家
ウィズスマイル 降旗(ふるはた)です。

OJT(オン ザ ジョブ トレーニング)で成果を出すには、
OJTをやらないことです。

OJTをやると、
社員の育成の質が落ちる、
などということだけでなく、
会社の仕事の質を落とし、
仕事への取り組み姿勢をドンドン蝕みます。

参照:
OJT研修は意味も効果もなし!?
OJTは危険がいっぱい!研修効果なし!
OJTで仕事の質はボロボロ!?

 

では、OJTには全くやる意味がないのでしょうか?
今回は、OJTで成果を手にするための方法です。

 

■ やらないことです!

前提が整わず、成果を出すことが難しいならば、
OJTをおこなわないことが、
経営上、最も賢い解決策の選択です。

学生気分が抜けない新入社員など、
仕事に対する考えが甘ちゃんで、
社会人としての意識が弱い彼らを、
何も準備がされていない状況で、
OJTと称して現場に放り込んではいけません。

仕事、手順の標準化ができていて、
教え方が上手な先輩社員につけて、
研修を行っても効果は薄いです。

前提条件を整えていても、
現場のOJTにすぐに入れると、
作業者は作り出すことができても、
経営が求める人材育成についての効果は薄いです。

教育を受ける側の新入社員が、
言われたことだけを受け取る状況だからです。

そこから何かを学ぶのではなく、
教えられたことを、
ただ覚えて、できる様になる、
ということが、
すべてになっているからです。

その結果、
仕事ができる社員ではなく、
業務を言われたとおりにできる、
作業者社員ばかりが、
あなたの会社に生まれていきます。

この状況は、あなたが望む姿でしょうか?

 

■ 今の研修では足りません!

あなたが望む姿。

社員が事業、仕事について、
自ら考え、工夫し、成果を手にする。

事業にとって必要だと考えることを、
言われなくても、
自ら考えて実行しようとする。

そのような姿が、
あなたが望む、社員の姿ではありませんか?

もし「イエス!」ならば、
新入社員側に、
OJTを受ける前に、
仕事に取り組むための準備を、
事前に刷り込む必要があります。

その上で、実務をOJTを通じて学ぶ環境にします。
そのためには、

正直に言いますが、、、

入社後に、今、おこなわれているカリキュラムは、
どのような内容でしょうか?

  • 社会人としての名刺交換、電話、挨拶などのマナー
  • 会社の生い立ちや状況の説明
  • 社長や主だった役員などの講話
  • (簡単すぎる)会計知識の概要
  • 事業の概要説明
  • 社内システムのセットアップや使い方研修
  • IT系では、開発などの環境設定やツール、ソフトの使い方研修

これらは必要な事ですが、
これでは充分とはいえません。

いえ、足りません。

 

■ 社員自身で考える

社員が、自ら考え、工夫して、
自ら行動する人になるために、
経営者のあなたが、
社員に身に着けてほしいことは、
次のような事柄ではありませんか?

例えば、、、

  • 企業人としての姿勢、考え方
  • 仕事とは、商売とは、どういうことか?
  • お客様とは?
  • 事業の提供する価値とは?
  • 価値を実現するために、会社は何をしているのか?
  • 価値実現に自分はどのように関わるのか?
  • 利益を上げるとはどういうことか?
  • 仕事に取り組む姿勢とは?
  • 成果を生み出すために考えるべき事とは
  • 話す、聞く、聴く、とは、どういうことか
  • 伝えるとは?伝わるとは?
  • コミュニケーションとは?
  • 「報連相」とは?
  • 目標とする「会社人」の姿とは?
  • 自分の未来像はどのようなものか?
  • 仕事を上手にするには?
  • 教えるとは?教わるとは?
  • 論理的に考えるとは?
  • ビジネスアイデアとは?

などなど、、、

このような内容を、学び知るだけではなく、
社員自身が身に着けるためには、
社員自身で考える機会が必要です。

社員自身が自分で考え、
社員同士で議論し、
自分の考えとして整理する、
ことです。

ビジネスに関係の深い、
重要なテーマを対象に、
この過程を知り、体験し、
少しでも自分で使えるようになること。

そして、

自分の社会人、企業人としての目標、
自社のビジネスで重要なことを理解する

ことです。

これがない場合、
現場の上司や先輩の言いなりです。
教えられることが全て正しいと、
勘違いをして、仕事の質を落としていきます。

参照:OJTで仕事の質はボロボロ!?

 

 

■ OJTの意味を変える!

OJTで身に付ける内容を変えると、
OJTをやる意味は、
とても高くなります。

従来のOJTは、

「日常の仕事を通じて、
部下に必要な知識・技能・仕事への取り組み等を教育する」

でした。

これをそのままやると、前提として、
日常業務がの標準化と、
それに沿った業務の実行が不可欠。

この前提が、今の多くの会社では、
クリアできないのでしたね。

では、どうするのでしょうか?

OJTの意味づけを、
日常業務そのものを身に付けること
から変えます。

「仕事は日頃、どの様な状況・状態でおこなわれ、
どのように進められるのか。

実務としてどの様な事(会議、ミーティング、報連相など)が、
どのようにおこなわれているのか」

という点を、
実際に体験し、そこから得られる気づきを得る、
という学びの場としてOJTをおこないます。

 

■ 意識できる!気づく!

実際におこなった例をお話ししますね。
某IT系企業。

新入社員は、
SE(システムエンジニア)希望者が多数。
そこにわずかの営業系や管理系の社員が加わります。

一般に、
SE志望者はシステム開発部門、
営業系は営業部門、
にそれぞれ配属してOJTをおこないます。

実務を身に付けさせるためですね。

新たにおこなったOJTでは、
実際の配属予定先とは異なる部門に、
2週間ずつ、一人2部署に配置し、
OJTを実施しました。

例えば、
SE系新入社員は、営業部門と管理部門、
あるいは、営業部門とマーケティング部門、
のようにです。

営業系は、開発部門とSI部門、
あるいは、SI部門と管理部門、
のようにです。

配属予定部門の具体的な実務と切り離し、
実務取得のOJTという位置づけを、
現場からも新入社員からも取り払いました。

全体の仕事の中で、
今後の自分の職務が意識できる状況にしました。

実際には、

お客様との打ち合わせ、
協力会社との打ち合わせに同席。

社内の会議に同席。

配属先の部門内のミーティング、研修にも出席。

部門の仕事を一部実施。

セミナーや展示会の企画、実施に参加。
現場の実務の習得ではなく、

「仕事は、どのように進められているのか?
どのような仕組みと関係の中で、
おこなわれているのか?」

を気づく機会ができるように仕組みました。

 

■ 先輩を超えてしまった!

上記のような新入社員研修をおこなった結果、
研修後の行動もその後の仕事での成長も、

実は、、、

従来の研修をおこなった先輩社員と比べ、
段違いの状況になりました。

入社半年~1年後の成長状況は、
従来研修の社員より、
ダントツの伸びと社内が認める者が多くなりました。

なぜなら、、、

仕事の理解度、状況への適応、対応が従来より早く、
直ぐに仕事を任せられる新入社員が増えました。

成長の度合いも早く、
あっという間に、
小さいチームですが、
リーダー格になる新入社員が現れました。

お客様からの評価が高く
先輩社員を差し置いて、
お客様から頼りにされる新入社員が生まれました。

こんなこと、
今までの新入社員研修で、
あなたの会社に起こったことがあるでしょうか?

現実に起こすには、
研修の考え方、
やり方を変えるだけです。

本当の意味で、
社員の成長を考えて、
カリキュラムを作るだけです。
そして、実行するだけです。

 

あなたの意見・感想を聞かせてくださいね。

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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