ことを進めるには相手への気遣い

公開日:2016/11/14

更新日:2019/04/02


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

コンサルティング会社さんから、
「案件があるので手伝って欲しい」
との依頼がありました。

案件の内容の説明があって、
どんな役割で参加して欲しいのか
説明があって、

「それで手伝ってもらえるだろうか?」

との問い合わせです。

正直に言いますね。

回答できませんよ。

なぜなら、

  • いつから手伝うのか?
  • どのくらいの期間を想定しているのか?
  • どのくらいの労力を割くのか?
  • どこの場所でどの様に手伝うのか?

といったことが、
一向にわからないからです。

毎日ブラブラしているわけではありません。
他の案件を抱えているかもしれません。
既に予定が入っているかもしれません。

こんなざっくり内容では、
スケジュールが見えてこないからです。

そこで、先ほどの様な観点を
相手に尋ねます。

相手のからの答えは、
「その点はまだわからないんですけどね」と。

その点を明らかにして欲しいと依頼します。
「確認してまた連絡します」と。

1時間も経った頃でしょうか、
先方から電話がありました。

「今月、できるだけ早く参加して欲しくて、
場所は都内で、週2日半ぐらいは、
時間を割いて欲しい」とのこと。

ここまでわかれば、
他の案件の状況、状態を鑑みて、

お手伝いできるとか、
難しいとかお返事ができます。

同じ様なことが、
当たり前のように繰り返されます。

最初に、期間や開始日や、
割く労力や実施場所を、
明らかにしてからコンタクトすれば、

あっという間に、
手伝える可否は明らかになります。

電話の回数が、少なくとも2回は減ります。

明らかにしている時間、1時間強が無駄になりません。

単純に無駄がなくなるし、
すぐに決定できるから、
そのあとのアクションも、
すぐに起こすことができます。

こっちの方がいいですよね。

にもかかわらず、
ざっくりの案件内容で、
「手伝ってもらえますか?」
との電話を繰り返しています。

同じことを繰り返しても平気なんですね。

詳しく明らかにしてから連絡する。

これはちょっとした、
相手への気遣いだと思います。

この気遣いができないなら、
コンサルティングとしての支援の中身も
推して知るべしだろう
と思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

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