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モチベーションと売上を一度にアップする専門家
ウィズスマイル 降旗(ふるはた)です。

「社員のやる気が見えない。
社員は言われたことしかやらない。
社員に責任感がない。」

経営者のあなたも、
このようなことを口にしたこと、
思ったことが一度はあるのではないでしょうか?

 

■ 3人の男の話

先日、ある経営者の方と、
以前から気になっているという、
ある寓話の話になりました。

その寓話は、
「3人のレンガ積み職人」の話です。
あなたも聴いたことがあると思います。

旅人が、ある町を通りかかりました。
汗を流してレンガを積んでいる職人に出会いました。

旅人がその職人に、
「何をしているのですか?」と尋ねました。

男は面倒くさそうに、
「ごらんの通りさ。
親方の命令で、レンガを積んでいるんだよ!」
とぶっきらぼうに答えました。

旅人が先に歩いていくと、二人目の男に会いました。

「何をしているのですか?」と、
旅人は同じように尋ねました。

二人目の男は、
「レンガを1個積むと10セントもらえるのさ。
生活をするために、
レンガを積んで壁を作っているんだよ」
と答えました。

旅人がさらに先へと歩いていくと、
三人目の男に出会いました。

旅人は、
「何をしているのですか?」と尋ねました。

「私はレンガを積んで、
ここに大聖堂を作っているのです。
大聖堂で多くの人が祝福を受け、
多くの人が救われるのです」と、
三人目の男は目を輝かせながら答えました。

およそこの様な内容の寓話です。

  •   仕事に自分としての価値を見出すことの重要性
  •   「やらされ仕事」から「自分からやる仕事」への転換の重要性
  •   「何を目的に仕事をしているか?」の意識の重要性

これらを示す話として、
この寓話が用いられることが少なくありませんね。

簡単に言ってしまえば、
モチベーションの問題だ!と。

「三番目の男のような意識を、
社員には持って欲しいと思っています。
しかし、なかなかそうなってはくれないですね」

以前からこの寓話が気になっている経営者の方は、
このように嘆きました。

 

■ 意地悪な質問ですか?

この経営者の方に尋ねてみました。

<降旗>
「一人目の男のように、
命令をされて仕事をする社員は、
好きではないのですよね?」

<経営者>
「そりゃそうですよ。
社員自ら進んでやって欲しいですよ。」

<降旗>
「そうですか。
しかし、実際には、
目標を与えて、社員にそれを達成するように、
指示をし、命令をしていませんか?」

<経営者>
「えっ、そっ、それは・・・」

<降旗>
「二番目の男のように、
お金をもらえるから仕事をする社員は、
好きではないのですよね?」

<経営者>
「そっ、そうですね、、、
お金目当てで働かれてもねぇ~、、、」

<降旗>
「そうですよね。
実際には、経営者と役職者が作成した、
経営計画に基づく目標管理と、
目標達成に基づく人事考課を、
やられていませんか?」

<経営者>
「それは、そうですよ。それが何か?」

<降旗>
「考課の結果を、
昇給・昇格以外に用いていますか?

用いていないならば、
お金目当てで仕事をしろ!
二番目の男と同じになれ、
ということと同じではありませんか?」

<経営者>
「そっ、それは、、、」

<降旗>
「三番目の男のように、
高い理想・理念を、
社員にもって欲しいわけですよね。

仕事での理想、理念は、
社員一人ひとりが自分で考えるのですか?」

<経営者>
「それは、、、
そうなってしまいますねぇ。」

<降旗>
「チームやグループ、
組織として仕事に取り組むのに、
目指す理想や理念は、
社員が自分で勝手に考えて、
設定するのですね?」

<経営者>
「各人が勝手に設定というのは、
よろしくないと思いますけどね、、、」

<降旗>
「会社、事業としての理想、理念はあるのですよね。」

<経営者>
「えぇ、それはしっかりありますよ!」

<降旗>
「理念を実現するために、
三番目の男のように、
具体的な行動を社員はおこなっているでしょうか?」

<経営者>
「それは、、、行っているかといわれると、、、
うーん、、、」

 

■ 反対のことをやっている!?

経営者の方を、
いじめているわけではありませんよ。

この経営者の方も、
この後の話をお聴きになって、
わかってくださいましたよ。

経営者としては「好ましくない」、
と考えているのに、
実際におこなっている事柄は、
「好ましくない」事を、
増長している状況が少なくありません。

数え上げたらきりがないほど出てきますよ。

根本、本質まで深く考えましょう。
その上でどうするかを考えましょう。

この点を感じてほしいので、
あえて、経営者の方には、
意地悪に思える突っ込んだ質問をしました。

さらに、さらに、
次の考え、論調はおかしいと思いませんか?

社員は自分から考え、仕事に対応するものだ。
それが出来ていない社員たちがおかしい。
という考えです。

社員誰もが、
あなたの会社の仕事、業務を、
「最初から、好きで好きでたまりません!
やっているとやり甲斐を感じます!」
などと考えてやっているわけではありません。

  • 仕事にやり甲斐を感じる。
  • 仕事をやることに意欲を感じる。

その様な気持ちを、
社員自身が持てるようにすることが、
経営の役割でもありますよ。

そのような感情を生み出す「場」を、
経営が作り出す必要があります。

その「場」として効果があるのは、
事業を通じてお客様に提供する「価値」を、
明らかにすることです。

「価値」を明らかにすることは、
事業の理念、将来像、ビジョンを策定する機会であり、
それを実現するための、戦略・計画を作る場でもあります。

その「場」に社員が参加することです。

 

■ やる気を出すことは容易!?

事業を通じて、
お客様に提供する「価値」を明らかにすること。

これはレンガ積み職人の寓話で、
三番目の男が言った
「多くの人が祝福を受け、
悲しみを払い、多くの人が救われる」
ということです。

これを実現することが、
寓話の中では大聖堂を作る事でした。

これを実現するために、
三人目の職人は、
目を輝かせ、
嬉々としてレンガを積んでいました。

事業の提供価値、理念、将来像、ビジョン、
戦略・計画を策定する場に社員がいること。

この過程で、
社員自身の考えが組み込まれ、
社員自身が作り上げたものになります。

これによって、
「やらされ仕事」が、
「自分の仕事」に転換します。

この2つの要素が混じり重なり合って、
仕事の中に、
社員自身の価値観が作り出されます。

経営者のあなたが必要だ、
と考えている社員のやる気。

あなたが「場」を用意することで、
実は容易に生み出すことができます。

今のあなたの会社の社員には、
「やる気」が芽ばえる場面がないだけなのです。

売上アップの施策を次回検討するときには、
現場の社員を、
そのメンバーに組み込んでください。

その中で、
お客様に提供する「価値」の検討を
おこなってくださいね。

詳しいやり方は、
メルマガ【スーパー経営者養成講座】(略して【スパ経】)の中でも、
お伝えしていきますよ。

あなたの意見・感想を聞かせてくださいね。

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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